昔、何かで見たCM。
海でシュノーケリング?をしている老人が岸に向かって手を振る。
海岸には穏やかそうな奥さんが日傘をさして座り、夫を見守っている。
老婦人は優しく笑って首を振る。
何度も検索してみたけど、ヒットせず
今となっては何のCMだったのか、
そもそもがCMだったのか
本当にこんな内容だったのかも定かではない。
もしかしたら私の記憶の中で、
勝手な編集がかかっていて、
全然違うものになっているかもしれない。
でも見た時になんだかいいなーと憧れたのはたしかだ。
良かったことも辛かったことも
今に至るまでの人生を全て肯定して
「もうこれ以上何も欲しくない。
私は今とても幸せだから、何も変わらないでいい。」
人生も終わりにちかづいて
そう自分の人生に丸をつけた老婦人のなんと潔く幸せなことだろう。
自分が嫌いで、色々なことが不本意で
流されるようになんとなくの人生を送っていた当時の私は
「わたしも人生の終わりには満足して、納得して、
こんな風にその時の自分を肯定したい。」
そう思ったのだ。
でも40を超えた今、このCMを思いおこす時
変わりたくないと微笑む婦人ではなく
老いてなお、新しい世界へチャレンジをする
旦那さんの方への憧れが強くなってきた。
私も海岸から眺めている側じゃなくて
海に潜る側に回りたい。
幾つになっても、何回でも、人生を変えたい。
あの老婦人もダンナさんと一緒に海に潜って人生を変えちゃえば良かったのに。
今はそう思っている。
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もうすぐ今年が終わる。
来年はチャレンジできる自分でありたいなぁ。
今日の体重・・・ふ、増えてるよー。
こんな変化はいらないのに。