台湾旅行の思い出①
十分の天燈上げ
ディズニー映画ラプンツェルに出てくることでも有名な天燈。
チャイニーズランタンとも呼ばれる、紙製の熱気球のようなもの。
外側に願いを墨で書き、火を灯して空に放つのだが
大きなランタンを天高く飛ばすという、分かりやすいパフォーマンスは子ども達にもウケが良く、家族揃って楽しめた。
小雨が降っていたので心配したが、
私たちの願いを乗せたランタンはブスブスとくすぶりながらもきちんと浮き上がり
空の彼方へ消えていった。
九份と十分は行くのが少し大変だから
バスが良いと色々な人から聞いていたにもかかわらず、
電車をチョイスしたせいで
首都圏の通勤時間帯くらいの混雑した電車を40分×2のりつぐことになったけど
しかもせっかく台北市内のバス&電車(MRT)に3日間乗り放題というチケットを買ったのに
十分行きの電車はMRTではなくTRAだから使えないとかいわれたけど
(結局さらにEASYCARDなるものを買い足した)
電車で出会った台湾の方々が本当に優しくて
本当に行ってよかったと思った。
今思い出しても胸が暖かくなる。
チケットの買い方が分からず
まごまごする私たちに忍耐強く親切に教えてくださったし、
電車に乗ったら母は「必ず」席を譲られた。
申し訳ないのでお断りしても何度も何度も譲っていただいた。
購入した乗り放題のパスカードで滞在期間中何度となく電車に乗ったが、
母は一度も立っていたことがなく
私たちはその優しさに涙が出るほど感動した。
台湾は年配の方を敬う文化があるとのこと。
この嬉しさを忘れずに、私たちも日本で必ず席を譲ろうとみなで話し合った。
あまりに譲られるので最後の方は
母は電車に乗ると
といった感じになってきて、
つい笑ってしまった。
電車の中で譲ってくださった方とお話をしたりしたのもとてもよい思い出だ。
↑応援よろしくお願いします
↑こちらもよろしければ