子どもが義母宅に泊りに行ったので
仕事終わりにレイトショーで
「アリー /スター誕生」を見に行ってきた。
歌手を夢見るも、なかなか芽がでず諦めかけていたアリーが
大スター、ジャクソンに見出されてスターになっていくサクセスストーリー
・・のつもりでみていたら
主軸となるのは二人の悲しくて美しいラブストーリーの方だった。
そんなカッサカサな自分を再発見。
でも映画が良くなかったかといえば、全然そんなことはなく、
終始二人の関係性だけにフォーカスしたストーリーはわかりやすく、
二人が純粋にお互いの才能に惹かれ、愛し、思い合う姿は感動的だったし、
全編にわたりレディー・ガガの歌がうっとりするほど素晴らしくって、
とても楽しめた。
こんな風に歌えるってどんな気持ちなんだろう。
憧れる。
見終わった今、ジョニーさんのお酒を控えさせよう、とか
休み時間にトイレには必ず行こう、とか
思うことは色々あるけれど
その中でひとつ
今日は鼻について思ったことを書く。
主人アリーは鼻が大きく、美人ではないという設定だ。
確かにレディー・ガガの鼻は高くて立派。
欧米の方にとって大きな鼻はコンプレックスらしい。
以前から私は欧米の方の美人、不美人の基準が全くわからない。
ほぼ全員がかっこよく、そして美人に見えるし、
今回個性的なメイクをしていないすっぴんのガガも
意思の強そうな大きな瞳と高い鼻で
きれいな人だなぁと思ってしまった。
無論、それはアリーの
またガガの人間的魅力が
外見を輝かせている一面もなくはないだろうが、
単純に顔も美しいと感じるのだ。
そして鼻に関していうなら、平たい顔族のわたしからみたら
恋人のジャクソンはアリーの鼻を全然気にしなくて
むしろ彼女のありのままを象徴する存在として鼻を愛でるわけなんだけど
君もじゅうぶん大きくてステキな鼻よ。
鼻が大きいから醜いとは全然思わなかったけど
キスをするとき鼻がめっちゃ邪魔そうだなーとか
うつ伏せはきつそうだなーとか
あんなに鼻が高かったら自分の視界に
自分の鼻が入ってしまうんじゃないかなー、とか
考え出したら色々気になって仕方なかった。
慣れているから意識していないだけで
試しに私の小さい鼻と取り替えたら
ってなる気がするよ。
鼻が大きくないのが美の基準なら
最近どんどん顔が薄くなるのに悩んでいるわたしは
欧米ではイケてるんじゃないかという、夢のある可能性にも気づいてしまった。
地味顔の私。
もちろん鼻も小さいぞ!
まさにアメリカンドリーム!