うちのクリニックにスタッフ用トイレには
間々田佳子さんの毎日顔ヨガカレンダーがかかっている。
かかっているというか、私がかけた。
スタッフの平均年齢は28歳
顔のたるみなど気にしているのは私だけだ。
↑私の顔のたるみについては過去記事にも書いた。
↑色々悪あがきもしている。
表情筋を鍛えることで、むくみの解消やリフトアップ効果が期待できるのだという。
少しでもたるみの改善に役立てばという、
涙ぐましい努力である。
トイレであれば、必ず目にする。
トイレであれば、ほかにやることもない。
トイレであれば、他の人の目も気にならない。
というわけで、毎日トイレに入る度、
その日の顔ヨガポーズをしているのだ。
まるでケケケと笑うタイプのクレイジーな悪役。
場所が場所だけに、完全に硬いタイプのを頑張っているところに見えるはず。
オモロー!
トイレの外は
クリニックのバックヤードになっていて、
スタッフが器具の洗浄や滅菌、印象材の練和や
石膏模型の製作など、忙しく働いている。
トイレで1人、顔ヨガをしていると
器具同士がぶつかってたてるカチャカチャという金属音や
スタッフが忙しく歩き回っている足音が聞こえてくる。
ドアを一枚隔てて、
私が今こんな顔をしているというのに。
ベテランのスタッフのキリッとした指示出しや
患者さんにジョニーさんが説明しているらしき会話、
誰かがわたしを呼ぶ声も聞こえてくる。
ドア一枚隔てて
私が今こんな顔をしているというのに。
そう思うとなんだかおかしいような、恥ずかしいような気持ちで
ちょっと笑い出したくなる。
(呼ばれているならさっさと出ていけ)
今ドアを開けられたら困るよなー
と思ったら、背徳感というか、高揚感で
嬉しくなってしまう。
そんな訳で
私は今日もトイレで変顔を続けているのである。
↑応援よろしくお願い致します
↑こちらもよろしくお願いします
でも考えてみたら
ドア一枚隔てて変顔してる私をみんな知らないでしょう?!というか喜びは
ちょっと変態的で危ないよね。
みたいな。
道をふみはずさぬよう、気をつけます。