この間の週末、映画「跳んで埼玉」を見てきた。
この台詞のパンチ力といったら、どうだ。
私トマレは今でこそ九州住まいだが、
30年間埼玉で生まれ育った埼玉県民なのだ。
大多数の埼玉県民の例に違わず、私も郷土愛に薄く
実家に帰省する際は
こんな有様だが、
存在感が薄く、名産物も見所もなければ、
特色もない我が故郷が
かつてないほどフューチャーされて
映画にまでなっているのだ。
気にならない訳がない。
関東近辺では大ヒットしているらしいが
ここ九州ではどうだろうか?
だいたい九州の人間は埼玉がどこにあるのかさえ知らない気がする。
お客さんの入らない寂しい映画館で
GACKTが泣いているのではないだろうか。
やはりここは埼玉出身者として
見にいかねばならないだろう。
例え映画館がガラガラで貸切状態であろうとも。
あまり気がすすまない様子の夫ジョニーさんと息子を引き連れ、
悲壮な覚悟で映画館に乗り込んだが
意外にも映画館は満席に近く、
上映中も盛り上がっていて
何度も歓声が起きていた。
魔夜先生の漫画からぬけでたようなビジュアルの主役二人
満載の埼玉あるあるネタ、
映画はとてもバカバカしく、そしてとても楽しかった。
見終わった後息子が不思議そうに聞いてきた。
「ねぇ、ママ。ママは貧乳なの?」
はい、きたー!埼玉県貧乳問題!!
かなり有名な話ではあるが
ご存じない方のために一応説明しておく。
全国で埼玉県は唯一女性の平均バストサイズがAカップ。
全国一の貧乳県であると言われているのだ。
(2018年の調査ではDカップに上がったという説もあり)
跳んで埼玉の映画においても
エンディングのはなわの歌「だんだだ埼玉」でこう歌われていた。
なんと切ない。
・・・・。
たしかに君は母の乳しか見たことがないものな。
比較対象がないから、それが大きいのか小さいのか判断できなかろう。
なんと答えようか。
色々な考えが頭の中を駆け巡った。
家でいつも薄めのカルピスを飲んでいたら
カルピスウォーター飲んだ時、
何これ濃ゆい!美味しいってなる。
いつも粗食に慣れておけば、
たまの贅沢にほっぺたが落ちそうになる。
そうだ。
ならば私はこう答えよう。
ママはな、
「そう?」
息子は納得いかない様子だったが
「ワンピースのナミとか、峰不二子とか
あれは現実世界にポケモンがいないのと一緒で
ファンタジーなんだよ。」
と強引にねじ伏せた。
期待値を下げておくのだ、息子よ。
母の乳をご立派と思っておけば
君は将来どんな女の子とお付き合いすることになっても
と幸せに思うはず。
そして、たとえ
慎ましやかな埼玉女子と付き合うことになっても
こんなものだと思えるだろう。
「昔はご立派だったけど、コペルとコケシに吸われて小さくなっちゃったんだよね。」
ジョニーさんが息子が将来誤った知識に戸惑わないよう、控えめに訂正を入れてくるのが腹立たしい。
いや、今も昔もご立派だ!
むすこよ
これは、ご立派サイズだ、おぼえておけ!
・・・・・。
あれ?映画のレビューを書くはずだったのに
なぜかこんなところに着地。
だって内容という内容はなかったから・・。
とにかく、埼玉よ!
永遠なれ!
↑応援よろしくお願いします
↑いつもありがとうございます
前回の記事がはてなブログのおすすめブログに載ったことでたくさんの方に見ていただけて
たくさんの方にコメント、ブックマークいただきました。
本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。