夫ジョニーさんが甲状軟骨を骨折した。
なんか頭痛が痛いみたいな言い方になっちゃってますけど、
まぁ、折れてしまったのだ。
ジョニーさんが折ったのはど真ん中。
喉仏といわれるあたり
ジョニーさんは趣味でフルコンタクトの流派の空手をやっている。
(牛を素手でやっつける館長がいるところ)
見てるとなんかバグったんじゃないかと思ってしまう。
週に2回道場に稽古にいくのだが
組手の練習中、喉に正拳突きをくらってしまったらしい。
通常喉への攻撃は反則になるのだが、
帯の色が格下の相手だったし
うまくさばけなかった自分の不注意、と本人は納得している様子。
でも家族としては心配よねー。やめればいいのにー。
喉に打撃をうけた直後は息が止まって、しばし咳こんだようだが
その後はちょっと痛いがなんともなかったらしい。
だから骨折に気がついたのは1週間もたってからだった。
症状をネットで調べ、おそらくそうではないかと自己判断をし、病院を受診したのだが、
検索をかけてもあまり同じような症状がヒットしなかったから
受診に踏み切るまでかなり時間がかかった。
病院で診てもらったらちゃんと折れてた。
同じような症状で悩んでいるひとのため、
ここに記録として残しておこうと思う。
ないと思う。
「僕は甲状軟骨を骨折していたわけですが、
その後僕におこった症状を紹介します。」
そうだろうね・・。
「直後はもちろん、数日は痛くて食事も取りづらく
声も嗄れていましたが、
数日経っても声が治らない。
1週間弱ハスキーボイスでした」
治療中の説明も何やらシャーシャー言っていた。
「声がだいぶ治って、もう完治かなーと思っていたら
夜寝ている時に急に息苦しくて目が覚める。
これが数日続きました。」
「あまりに辛いので喉頭癌か何かになったのかと思いました。」
「そして病院にいく決定打となった症状で
今も残っている一番気になる後遺症・・・それは・・」
音痴になったことです!
「トマレちゃんは元々歌が下手で音痴なのでこの気持ちはわからないでしょうが・・。
僕は歌は得意な方でした。
それが、受傷後は高音がでない。」
無理にだそうとすると
喉の奥から志村けんがでてくる・・!
怒っちゃやーよ!とかひとみばあさんみたいに裏返った面白声になってしまうのだ。
「特に裏声を使うような唄は壊滅的で
森山直太朗とか、全然だめ。
ぼくらはきっと待ってる、の
きっとの『き』からもう志村。
あぁ、志村けんが待っているんだな、という感じだし、
サビでは
桜がちっとも咲き誇れない。」
「クリスタルキングの大都会なんかも
初っ端から果てしなく志村」
「痛みはがまんできた。
息苦しさも耐えられる。
でも歌うたびに志村けんが出てくるのは辛かった。」
骨折が見つかったところで
ギブスで固定、とかする場所でもなく
そのまま安静にするように、という指示だけ頂いて帰ってきた。
何週間か経ったが、
骨はくっついたのかまだなのかも分からず、
夫は声が元に戻り、喉の奥の志村けんが帰るのをひたすらに待っている。
でもプロレスラーの方とかって
みんなシャーシャー言ってらっしゃる。
ラリアットやチョップで喉が潰れてしまうからと天竜さんが言っていた気がする。
だから夫の声はこのままなんじゃないかな?と私は思っている。
夫も早く
しゃがれ声や喉の奥の志村けんごと
これが自分の声だと受け入れて
今の自分に歌える唄を探したらいいと思う。
デスメタルや森進一、
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