我が家は夫ジョニーさんと息子コペルが
マーベル、DCといったアメコミヒーローものや
トランスフォーマーなどのロボットものが大好き。
2月の「アクアマン」に始まって、
「アリータ」だ、「スパイダーマンバース」だ
と慌ただしく見に行き
これから「キャプテンマーベル」も見なくっちゃいけないし、
「スパイダーマンフロムホーム」の公開も待っている・・
なんだかやたらとハイテンションで
毎週末映画館に通っている今日この頃なのである。
そんな我が家にとっての当たり年
うれしく忙しい今年も
やっぱりこの季節にはドラえもん映画を見に行かなくてはならないわけで・・・
そう、もはや春のドラえもん映画は年中行事なのである。
節分が過ぎ、バレンタインデーが終わったら、ひな人形を出して、
春のドラえもん映画を見て新年度を迎える。
クリスマスにケーキをたべるように。
お正月に初詣に行くように。
春に桜を待つように。
この時期はドラえもんを見にいくのが当然であり、必然だ。
アベンジャーズだなんだと浮かれていても
ごはんとみそ汁がソウルフードであるように
私たちの心の真ん中にはドラえもんがいて、
ドラえもんで育った。
そんなことしなかった?
私はした。
なんなら今でも時々してる。
引き出しの中にタイムマシンを探し
テストの前には暗記パンを熱望し、
思春期にはバストアップのため、ビッグライトがあればと夢想した。
ジョニーさんはドラえもんが押入れで寝ているのに憧れ、押入れで寝て
妹が襖を開けた弾みで落ちて
鎖骨を折ったらしい。
バカだねー。
もう一度言おう。
私たちはドラえもんで育った。
↓今回の映画のポスター これだけでもグッときてしまうので見てほしい
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」特別映像「大人になったすべての子どもたちへ」【2019年3月1日(金)公開】
大人になってしばらく遠ざかっていたドラえもんを再び見に行くようになったのは
2011年の「新・のび太と鉄人兵団」から。
それから毎年見に行くようになり、今年で9作目。
騒がず、大人しく最後まで見れるのかと心配だった息子3歳時の鉄人兵団。
2012年の奇跡の島では
映画館の暗闇にまぎれて生まれて間もないコケシを授乳させながら鑑賞した。
その後の数年はまだ小さいコケシが騒がぬよう、騒いだらすぐ離脱できるよう
通路側の出入り口付近でハラハラしながら鑑賞したのも今となってはよい思い出。
3年前の「のび太の日本誕生」の頃からは
息子がメガネをかけるようになり、
映画の中ののび太が息子のようで
のび太が泣くと胸がしめつけられるように感じられた。
当時のヒット曲を聴くとその時の思いが鮮明によみがえるように
ドラえもんの映画を思いおこせば、その時の出来事が同時によみがえってくる。
ドラえもん映画はどれもセンチメンタルでちょっとだけ切ない。
そしてどれも幸せな思い出に満ちている。
正直ここ数年の作品は
お話がマンネリ化しているような気もしなくもなかったが、
今回のドラえもんはなかなかによくできていて面白く、感動した。
お話は少し大人向けで
前作のような明るさや冒険感は弱めだったが
舞台が宇宙、月だということもあり、
静謐で抒情的でとても美しかった。
(ちょっと前に見たファーストマンを思い出した)
映画が終わって、子どもたちとそんなことを話した。
のび太はいつも根気がなく、他力本願で、
弱い少年だが、
いつでも人の気持ちを思いやり、寄り添う
優しさがある。
親として子どもの未来を思えば、
子どもに優しさだけあればいいとはなかなか言えないけれど
やはりのび太のもつ優しさや誠実さは尊いもので、胸を打たれた。
息子はもう5年生。
私がそうであったようにもうじき息子もドラえもんを見なくなるだろう。
でもこうして一緒にドラえもんの映画を見て
感動したことを覚えていてほしいなぁと思った。
一緒にドラえもんを見たことを
懐かしく思い出す日がくるのだろうな。
そんなことを考えた。
↑応援よろしくお願いします
↑いつもありがとうございます
そんなことを考えながら
無意識に平らげたポップコーンが468キロカロリーと言う衝撃。
助けて、ドラえもーん!
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