前回の続きです。
「会いませんか?」
突然のお誘いに驚いた。
お互い友達にもなかなか話せないような赤裸々な本音を書き、読み、
もうすっかりお互いを知りつくした
深い仲のような気がしているけれど
やはりネットのみのお付き合い。
顔も知らない、本名も知らない。
年齢も性別すら確かでない。
会ってみたら私がこんな感じとも限らないだろうに、なんて大胆な申し出。
まぁ違うけど。
カッサカサに枯れてるけど一応女性だしね。
信用してもらえたのかな?って嬉しかった。
そして私も見知らぬ人に会う警戒心より
lunaさんに会ってみたいという好奇心が勝った。
軽率な行動かもしれないが、
この人ならきっと大丈夫という思いもあった。
そして私たちはその日のうちに渋谷の居酒屋で待ち合わせをした。
少し先に来て待っていてくださったのは
ブログの薔薇のアイコンそのままのイメージの
華やかで上品な方。
「美容院行く前だから髪ボサボサよ」っておっしゃっていたのに、
ツヤッツヤやないかーい!
私は正真正銘
ボッサボサのモッジャモジャだっていうのに。
ひょっとしてルナっちったらこういうタイプー?
一瞬小汚い格好でノコノコ会いに来た我が身を後悔しそうになったが
いざ話し始めたらそんな思いも吹き飛んだ。
一見上品でお綺麗なルナさんから次々繰り出される面白トーク。
家族のこと、ブログのこと、趣味のこと。
いろいろ話した。
一番聞きたかったブログを辞めた原因も
ということらしい。
ぶっ飛んでる。
え、「おいで!」・・で行くんですか?
ちょっと変で、とても可愛い人だった。
私は初めて会う人にはいつもそうなのだが、
緊張してガチガチになって
思っていることの半分も言えなくなる。
海に浮かぶ氷山のように
話すことができた言葉の何倍もの
話せなかった思いがあって、
私はこんな人間ではないのに、と焦り
もどかしく感じてジタバタしてしまう。
今回もルナさんを前にして緊張して
1ミリも面白いことを言えなかったが
私がどんな人間か、何を考えているのか
あらかじめブログで知ってもらえているという安心感があり、
緊張をしながらも
旧知の友人や家族の前のように安らげた。
こうしてブログの交流から知り合った人と
会い、語り、
こんなにも楽しい時間が持てるなんて
ブログをはじめた頃は考えもしなかった。
ブログをやっていて良かったなぁと思えた。
年も住む場所も違うけれど
大好きな友達ができた。
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