北野トマレは私であって私ではない。
リアルな私は普段モノトーンの服しか着ない。
若い頃はそれなりに流行りを追いかけ
色々な服を買っては捨ててを繰り返していたが
最近はどこにいても悪目立ちしないシンプルで落ち着く服を
ゆったりと着てくつろぎたいという思いが強くなり
毎日ほぼ同じ格好をしている。
だいたいトップスは白。
ボトムは柔らかくて落ちる素材のワイドパンツかロングスカート。
ダボつかず、体型をほどよく拾ってくれるやつがおばさんとしては落ち着く。
顔が年々薄くなってきたので、アクセサリーだけはどんどんでかくなっていく。
でもイラストにするときに
白黒じゃ映えない。
だからちょうどその時持っていた色ペンとの兼ね合いで、
トマレさんはいつも紫色の服を着ることになったわけだが
私は紫色の服なんて一枚も持っていない。
嘘をついているわけではないけれど、
なんだかちょっぴり引っかかっていた。
というわけで買ってみた。
家族みんなのカラーも一緒に。
パジャマにするよー。
これをみて子供たちは
と大騒ぎ。
実写化ってなんだ。
お前たちはずっと実写だ。
アニメ化したり、映画化したりするトップのマンガ家さんと
母を同列に並べるのは止めれ。
謙遜でもなんでもなく、本田翼とダンゴムシくらい違う。
恥ずかしすぎるじゃないか。
いいね!
妄想するだけならタダだもん。
安田顕カッコいいし、髪の毛モジャリティも高いしね。
じゃあ私は松嶋菜々子さん・・
いや、
しっとりとね。
もともと君がジョニーだよ
妄想が妄想を呼び、しばし盛り上がった。
トマレさんは私の代弁者で、
私が思うことそのままを外の世界へ伝えてくれる。
でも現実の私はここまで素直に自分の思うことを人に伝えきれない。
ちびまるこちゃんの野口さんに近いスタンス
一人片隅で面白がって
妄想の中で完結してる。
トマレさんが皆におおむね好意的に受け入れてもらえて
いつも温かいコメントを寄せてもらっているのをみて
嬉しくなった私は、もうちょっと
トマレさんになりたくなったのかもしれない。
紫色のTシャツを着てそんなことを考えた。
書くことで新たな自分、もう一人の自分に出会える、とは
いつもブログに言及してくださるへのへのもへじさんのブログで見た言葉。
書くことで生まれたもう一人の自分は
思うがままに話し、
理解者や新たな人間関係を築きつつある。
トマレが人のブログの中へ
そしてご自宅まで遊びに行けているような気がして嬉しい。
そう、私は書くことで出会えた新しい自分が結構気に入っている。
書いているうちに、いつか私もトマレさんに背中を押されて
実生活でも素直に自分を表現できれば、と思う今日この頃だ。
そしていつでも自然体でいられるようになったら
紫の服を着て外に出よう。
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