ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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二重跳びが跳べない息子の話

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息子、コペルは何にでも手を挙げる男だ。

 

 

6年生になって運営委員(代表委員のようなもの)

に立候補した。

 

 

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その運営委員の初回の話し合いで

運営委員長(生徒会会長のようなもの)にも立候補した。

 

 

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でも選ばれなかった。どんまい。

 

 

代わりに朝の掃除と全校朝会時の旗揚げの係になったとかで

去年までより早く学校に出かけていく。

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運動会の応援団の募集があったときも

もちろん手を挙げた。

 

 

 

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その応援団の最初の話し合いで

応援団長にも立候補した。

 

 

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でも選ばれなかった。

 

 

代わりに応援旗を振る係となり、

張り切って練習をしている。

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がんばれよー。

 

 

 

選ばれなかったとしても

こういう場面で「やってみたい」

「リーダーでありたい!」ってグイグイ手を挙げていくところは我が息子ながら凄いなぁと思っている。

私の中にはない素質だ。

 

 

手を挙げて選ばれなかったら恥ずかしい、っていう

鼻クソみたいなプライドが邪魔するし

そもそもが目立ったり責任を負うことが

照れくさかったり、面倒くさかったり。

 

 

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ともかくそんなところはコペルの良いところだし

これからもどんどん手を挙げてグイグイチャレンジしていってもらいたいものだと思っている。

 

 

 

さて、運動会は今週末。

息子たち6年生はお決まりの組体操をするのだが、

安全性を考えて

危険な高い人間ピラミッドの代わりに

途中縄跳びなどとくみあわせて変化をつけるらしい。

 

 

全面的に賛成だ。

ショーを見に行っているんじゃないんだし

危険で華麗な演出なんてなくていい。

 

 

 

むしろもうおばちゃんは子供が真剣な顔して

頑張ってるのをみるだけで

眩しくて泣けちゃうんだからもう2段だろうが1段だろうがいいよ。

だから炎天下の中そんなに練習頑張らなくったっていいよ、と言いたいくらい。

 

 

 

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そこで、

みんなが組体操でポーズをきめている時?

前に出て二重跳びをするメンバーを募っていた。

 

 

息子はやはり手を挙げた。

 

 

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出来なくても手を挙げちゃうんだね、君は。

 

 

 

そもそも二重跳びを出来る子の人数が少なかったし、

その中でやりたいと手を挙げる子も少なかったので

とりあえずはメンバーに選んでもらえたらしい。

 

 

それからは毎日二重跳びの練習をしていた。

本番は体操服で裸足だから、と

ハーフパンツに素足で

家の中でずーっと二重跳び。

 

 

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いつもはyoutubeではゲーム実況ばかりみているのに

「二重跳びのこつ」「二重跳び 連続」等

色々調べては彼なりに頑張っていた。

まぁ、時折ゲーム実況も見てたけどね。

 

 

引っかかるたびに素足の脛に縄の痕がつき、

腕にもミミズ腫れができた。

 

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足が赤く腫れてしまい、とても痛そうだった。

 

 

 

でも出来るようにはならなかった。

 

 

 

調子が良いと5、6回続くようにもなってきたがやはりそれでは少ないし

いつも成功できないとダメなのだという。

 

 

 

本番は明後日。

今日の練習でうまくいかなければメンバーから外されてしまうのだ。

 

 

頑張ったのに残念だけど、

出来ないのなら仕方ないよね。

昨日そう話し、一度は納得したかに見えた。

 

 

だが昨日の夜、10時をまわり

もう寝ないといけない、という時間になってから

 

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そう言い出した。

 

 

 

「いや、もう縄跳びする時間じゃないし

明日の朝練習すればいいよ。」

 

そう言うと

ふて腐れたように寝室へ入っていき

布団を被って泣いていた。

 

 

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それは多分母の運動音痴という呪われたDNAが

君に受け継がれているからだ。

 

 

まぁ、そんなことってこれから無数にある。

同じように努力しても、できるようになる人とできない人がいるし、

努力が報われないときも、

願いに手が届かないこともいっぱいある。

 

それでもチャレンジしたことは絶対に無駄ではないんだと母は思う。

 

 

「じゃあ、今日は夜更かしして練習しちゃおうか。」

 

昨日は11時まで家の中で練習し、

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youtubeの二重跳び動画を見ながら寝た。

 

 

 

朝起きると、コペルはもう起きていて

二重跳びの練習をしていた。

奇跡は起きず、

やっぱり飛べるようにはなっていなかった。

 

 

コペル、頑張れ。

コペル、頑張れ!

 

 


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