ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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離れて住む母を思う話

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私の母は若いころ幼稚園の先生だった。

結婚して一度退職したが、

その後学童の指導員として働き

そして今はヘルパーの仕事をしている。

 

 

赤ん坊からお年寄まで、

ありとあらゆる年代の人の世話を焼く

生粋の世話好きおばちゃんなのである。

 

 

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人付き合いの苦手な私や父とは異なり、

母はコミュニケーションの鬼だ。

 

 

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友だちの友だちはみんな友だちだ!

 

 

 

するりと人の輪に入って行って

あっという間に親密になる。

 

 

生態が違い過ぎて同種の生き物とは思えない。

これは俗に言うおばちゃんの図々しさというもので

私も年を重ねればそんな風になるのかなぁなんて思っていたけど

私は引っ込み思案のおばちゃんに育ち

 

 

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未だ母とは別種の生き物として生活している。

 

 

 

私も無事おばちゃんになったが、

母もその分高齢になった。

私は母とは距離的にかなり離れてすんでいるので

 

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遠方で暮らす高齢の母(と父)が心配ではある。

 

 

 

ただ離れて暮らす母が

たくさんの友だちに囲まれて

楽しく暮らしてくれているのが救いである。

 

 

 

母は72歳だが、現役のヘルパーだ。

 

 

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ヘルパーの高齢化が問題になっているとニュースで見たことがあるが、

たしかに母の仕事仲間のヘルパーさん達をみても

50代以上の女性の方が多い印象だ。

 

 

母が介護で関わる利用者さんも

母とそういくつも年齢が変わらなかったりする。

 

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肉体的にもかなりハードな職業であると思うので

利用者さんを支えて歩いたり、

手を貸したり、ということに

 

ちゃんと支えてあげられるのだろうか、

一緒に転んでしまったりしないだろうか、

ハードワークに体を壊してしまったりしないだろうか・・

とちょっと心配にもなる。

 

 

 

また、介護の職に就く若い人が減っていることは社会的に大きな問題であろうし、

危機感も覚えるが

当事者の母はいつも明るい。

 

 

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「子どもも手を離れて暇なのに、家に閉じこもっていたって仕方ない。

年をとってこそ、仕事が必要なのだ」と母はいう。

 

 

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あー、かなわないなぁ。

といつも思う。

母には絶対にかなわない。

 

 

 

手を貸すべき人がいて必要とされているから母は若く元気でいられる。

 

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そうは言っても仕事をできるのも、あと数年のことであると思う。

母が現役であるということは私の心の支えでもある。

少しでも長く母がみんなの世話を焼いて回れるように

元気でいてほしいと願わずにはいられない。

 

 

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でも毒舌はいつまでも現役でなくていいんだけどね。

 

 

 

 


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