ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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私はこんなカーナビが欲しいという話

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先日隣の市の文化ホールへ一人で車を運転して出かける用事があった。

 

 

 

 私は車の運転が苦手だ。

その上土地勘がない場所、しかも初めて訪れる建物ということで、

目指すべき方向、目的の建物の外観もわからない。

加えて極度の方向音痴である。

 

もう端からたどりつける気がしない。

気分は太平洋横断に挑戦する冒険家の如くである。

 

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とにかく、途轍もなく心細いのだが、

時代は21世紀。現代のテクノロジーが私を助けてくれる。

そう、私にはカーナビというものがあるのだ。

何も考えなくてもいい。

右に、左に、彼女の言う通りに進めば

あっという間に目的地だ。

 

 

 

私はカーナビに目的地を設定し

勇気を出して出発した。

 

 

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頼りにしてる。

 

 

 

しばらく直進が続く、とカーナビが音声で伝えてくれたので

私は片側3車線の道路の一番左側の車線を走っていた。

 

運転の下手くそな自覚があるからこそ

あまり迷惑にならないように走りたい。

なんとか事故なく違反なく安全に走行しますから

急いでいる方は先に行って下さいな。

そんな気持ちで私はいつも左端の車線を走る。

 

 

 

 

なのに

 

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交差点の前で私の走っている車線が左折専用レーンだったということに気づく。

見落としていたわけではないの。

標識を視認してからじゃ私のテクニックでは車線変更が間に合わないの。

車の流れが早く、右車線が混んでいるので入れない。

 

 

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そうこうしているうちに私は流れに乗って左折することになってしまった。

 

 

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「君がしばらく直進だって言うからさ、完全に油断しちゃったよ!」

恨みがましい思いでカーナビに目をやると

ちゃんと「真ん中のレーンが推奨です」と

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真ん中の車線だけ青く光って、マークが付いていた。

 

 

 

ナビはちゃんと教えてくれている。悪くない。

でもできればこういうことは

音声に出して言って欲しい。

初心者はすぐに車線変更できないし

カーナビをちょこちょこ見て

チェックする余裕すらないのだ。

 

 

 

かなり前の時点で

 

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とかいって心の準備を促してほしい。

 

 

車線の多い大きい道路で右折するときも同様だ。

 

 

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焦らないようにかなり手前から音声で優しく教えてほしい。

 

 

 

そしてできれば右折できたときには褒めてほしい。

 

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もし間違えたときには励まして欲しい。

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いい!すごくいい!

ああ、こんなカーナビがあったら買っちゃうんだけどな。

 

 

 

さて、間違えて左折する羽目になった私だが

ルートを外れてからの別経路の検索が遅く、時間がかかりほんとうにドキドキした。

再度ルートが表示されるまで待てばよかったのだが、待てずに右折してリカバーしようとした結果

立体交差を登ってしまい知らない山道をグングン登っていくこととなった。

 

 

 

 

その後ルートの再検索が完了し

この山道ルートでも当初の予定から10分ほど遅れるが

無事目的地にたどり着くということがわかったが

それでも知らない山道を登っていくルートは相当に心細かった。

 

 

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こんなときにはカーナビは

この音楽を流して欲しい。

 

 

 


地上の星 / 中島みゆき [公式]

 

 

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プロジェクトX風のカッコいいナレーションと共に気持ちを盛り上げて欲しい。

 

 

そうすれば道に迷った

ただの弱り果てた中年のおばさんである私が

巨悪を暴くため、敵の本陣に乗り込んでいく英雄であるかのような気持ちで

勇気を持って山道を登っていくことができるであろう。

 

 

 

 

これは先日とあるブログで知った画期的な困難の乗り越え方である。

是非ご一読されたい。めちゃくちゃ面白い。

森猛さんはこの方法を月曜日を乗り越えるのに使ってらしたが

これをカーナビに搭載することで

多くの下手くそドライバーの心が救われることと思う。

 

 

 

そしてこれが一番重要なことだが、

カーナビには

 

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これ、絶対!

 

 

目的地周辺です、とナビを打ち切られて

途方にくれることのなんと多いことか。

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周辺でなく、駐車場に入り停車するまで

できればカーナビと手を繋いでゴールしたい。

 

 

 

そんなカーナビが私は欲しい。

 


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