サウナでととのってみたい。
私のサウナへの挑戦が始まった。
まずジョニーさんに教えられた通り
体を綺麗に洗い、洗髪もする。
綺麗になったら濡れた体をタオルで拭く。
水滴がついていると
それが乾く際、気化熱で体が冷えるので
体を拭いて入ったほうが温まりやすいのだという。
髪の毛が熱で傷むのを防ぐため、
濡れたタオルで頭部を覆っていざ入室だ。
サウナに入ると中の温度は90度ほどだった。
50度のお風呂には暑くて入れないのに
90度のサウナには入れるって本当に不思議。
これは水よりも空気の方が熱を伝えにくいから。
だから湿度の高いスチームサウナは
体感温度を高く感じやすく温度が低く設定されているのだ。
何もすることがないので何というか、暇である。
何もしないでただ座っていると、
ついついこんな他愛のない、
思考ともいえないような、雑多な考えがぐるぐると頭の中で回る。
だいだい私がサウナに惹かれたのは
熱い、冷たい、心地よいという
体の感覚だけが全ての世界に憧れたからなのだ。
理屈ばかりこねて、揚げ足ばっかりとっているような
頭でっかちの自分を手放して、体の声に耳を傾けて
「考えるな、感じろ!」
の境地に辿り着いてみたかったからだ。
脳内で、
ぐるぐる、ぐだぐだ考えている自分を
ブルースリーがボコ殴りしているのを想像しながら
(結局くだらないことを考えるのがとまらない)
しっかりとサウナであたたまった。
ジョニーさんに、
と言われていたが
私は意外と大丈夫で
いつまで経っても「熱くてもう耐えられないわ!」とはならなかった。
やっぱり体の感覚が鈍くなっているのかもしれない。
仕方がないのでとりあえず12分、サウナ計が一回りしたところでサウナを出た。
驚いたことに汗をほとんどかいておらず、肌がカラカラだ。
代謝が落ちて、汗をかきづらくなっているのだと思う。
乾燥で足や腕がカサカサして赤くなってきていたので
次のクールからは体を拭かずに入った方がいいかも、と思いながら
水風呂に向かった。
水風呂ではまず汗を流して、それからゆっくりと全身を浸すんだったな、と
水をまず足先にかけてみた。
ちょっとかけただけなのに
泣きたくなるほど冷たい。
入るなんてとても無理だ、どうしようと思っていたら
隣に
ザブリと水に飛び込んだ。
そしてこちらをチラリとみてくる。
・・なんて言われた訳ではないが、
見栄っ張りな私は
というような顔をして
水をザバザバかけ水風呂にザブっと入った。
憧れや決意だけでは出来なかったことも
世間体や見栄で出来るようになったりする。
人間とは愚かだ。
人からどう見えるか考えてしまう私を
脳内ブルースがまた叱っている。
初めて入った水風呂はとても冷たかったが
肩まで浸かってみると意外と大丈夫。
心地よさを感じる余裕はなく
水が動くと冷たくてつらいのでしばらくじっと浸かっていた。
汗を流すため体に水をかける行為の方が
辛いと私は思った。
1分ほどそのまま浸かって、
そして少し外の椅子で外気浴、休憩をした。
水に浸かった後は体表面の温度差がなくなるからなのか
外に出てもさむくは無かった。
目をつぶってリラックスをしてみようとしたが
・・難しい。
5分くらい粘ったが、うまくリラックスできず
サウナ室に戻る私なのだった。
結局この日は三セットこの行程を繰り返したが
「ととのう」感じは得られなかった。
それでも絶対無理と思っていた水風呂に入れたことで、
何かやり遂げたような深い満足感は感じられた。
サウナに入れば熱いなぁと思い
水風呂に入れば冷たいなぁと思い
外気浴すれば恥ずかしい、落ち着かないと思ってしまう私。
まだ思考の世界から感覚の世界に入れていない気がする。
スピリチュアルとかそういうのはあんまり好きじゃないし、得意じゃないんだけど
頭と心じゃなくて、
もっと体と心が連動する人になりたい。
脳内ブルースリーともう少し仲良くしたい、
そう感じたサウナ体験だった。
今回もそうだったのだが、
子どもたちがお義母さんちに泊まりに行った日にまた
体調を万全にして、挑戦してみたいと思っている。
(子どもはサウナに入れないので、一緒だと無理)
次回にむけての今回の気付き
↑応援していただけると嬉しいです
↑いつもありがとうございます
お知らせ
ツベルクリンさんも昨日のブログで告知してくださっていたのですが
次回は謎多きアウトローブロガー、ツベルクリンさんとお会いした話を書く予定。
うふふ、会っちゃったの。
ツベルクリンさんは水曜日にその記事を更新されるって言われてたから
わたしもその辺を目標に頑張ります。
でも水曜日には間に合わないかも。
とにかく合わせてお楽しみ頂けたら幸いです。
本当は昨日の記事のブログカード貼りたかったんだけど、どうしても貼れないのでこちらからどうぞ↓
それが一番大事〜♪
気軽にコメントやブクマにて足跡を残してくださると嬉しいです。 いつもありがとうございます。 とても励みになっています