ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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卒業式延期や中止のニュースに心が騒ぐ話

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息子の小学校卒業の日が近づいてきた。

 

 

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先日は小学校生活最後の授業参観があり

仕事の合間に見に行ってきた。

 

 

学年合同の体育の授業だったのだが、

最初に代表児童数人より保護者へ挨拶があり、

そのうちの一人として登場した息子コペルも

大勢の前で萎縮することなく堂々と用意した台詞を述べ、

ユーモラスな身振り手振りも加えて

会場からひと笑い取っていた。

 

 

 

そんな息子が誇らしく嬉しかった。

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泣いた。

 

 

 

 

練習した長縄を披露してくれる子供たちの姿が眩しかったし、

サプライズの歌のプレゼントでは

予想していたにもかかわらず(楽器準備してあったしね)

まんまと感動した。

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泣いた。

 

 

 

そう。

卒業式が近づいてくるにつれ、

私の情緒はヤバイことになっている。

 

 

 

花が咲いているのを見れば

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泣ける。

 

 

 

鳥が飛んでいるのを見れば

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泣ける。

 

 

 

子どもが一生懸命に歩いているのを見れば

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やっぱり泣けるし、

 

 

 

なんならおじいさんの入れ歯を外す仕草とかでも

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涙が出てしまう。

 

 

もうなんかずっと目が潤んでる。

花粉症か?

 

 

 

なんだか季節の移り変わり(花とかね)

出発(鳥とか、巣立ちをかんじさせる?)

成長や(小さな子どもとか)

時の流れ(・・入れ歯?)を感じさせるものに過剰に反応しているみたい。

 

 

 

まぁ入れ歯は誤作動かもしれないが。

 

 

あの放水担当のポンコツおじさん↓が

 

 

涙腺担当になってるのかも。

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迷惑。

 

 

実際に小学校生活を送った本人にはまた別の感想もあろうが

親である私にとってこの6年間は本当にあっという間だった。

 

 

ありきたりな表現ではあるが

手のひらから砂がこぼれ落ちるように

息子の子ども時代は止めようもなくキラキラと流れ

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過ぎ去ってしまった。

 

 

 

目を閉じれば6年間の思い出が鮮やかに蘇ってくる。

 

 

真新しいランドセルに喜ぶコペルの顔。

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心配で学校まで後ろから付いて行ったこと。

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ねえ、見て!と見せてくれた色々なガラクタ。

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教えてくれた他愛もない学校での出来事。

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もうね、センチメンタルがとまらないの!

 

 

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本当に大きくなったし、色んなことができるようになった。

 

 

 

小学校を卒業したって子どもがどっか行っちゃう訳じゃないし、

親業はまだまだ続くし、

なんならもっと手がかかる、頭の痛い、親の力を問われる問題もでてくるってことも分かってる。

 

 

 

わかってるんだけど・・・

 

 

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今は。今だけは・・!

 

 

そんな情緒不安定な今日この頃。

 

 

全国で卒業式の中止や縮小の動きが広がっているという。

近くの高校などでは

卒業証書の授与を体育館でなく各教室でおこない

保護者の参列もなしで行うとの話を聞いた。

今のところ小学校での卒業式の中止のニュースは聞こえてこないが、

この先状況がどのように変化していくかわからない。

 

 

こんなご時世であるから、健康や命より大事なものはない。

実際に感染してしまった方や治療の現場で懸命に働いてらっしゃるのことを思えば

卒業式開催云々は小さな問題なのかもしれない。

 

親の感動や満足のために子どもを危険に晒すのは違うとは分かっているし、

迷うことなく子の安全を選ぶ自分でありたい。

 

 

でも・・

 

 

 

卒業式、開いてあげたいなぁ。

出席したいなぁ。

子どもたちの旅立ちの姿を見たいし、

みんなで祝福してあげたいなぁ。

そう願わずにはいられない。

 

 

 

コロナ早く収束しますように。

 

 


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