夫が禁煙した。
夫、ジョニーさんは子供が生まれてから極力家族の前では吸わないようにしていてくれたし、
煙の少ない加熱式タバコが登場してからは
そちらに切り替えてくれていた。
だから私たち家族は副流煙のような直接的な迷惑は感じていなかったし、
そこに彼の遠慮や気遣いも感じていたので
喫煙者であるジョニーさんとも上手く共存できてはいた。
が、正直夫が吸う加熱式タバコ、アイコスの匂いは独特で
漂ってくる匂いにはいつも辟易していた。
加熱式のタバコは紙巻きより匂いが気にならないという触れ込みだけど
私にはそうは思えない。
なんだか芋っぽい、まったりとした
オナラっぽい匂いがすると思う。
何回かに一回は本当にスカしたオナラだったかもしれん。 それくらいオナラ 。区別がつかない。
本当にこれ美味しいの?これが好きなの?
それならオナラ吸えばいいんと違う?
くさいー。
そんな想いを胸に秘めつつ、言えずにモヤモヤしていた。
人の好きなものを貶すのは良くないね。反省。
愛好者の方すみません・・。
匂いの問題だけでなく、
経済的にも1日1箱を吸っていたのでチリも積もれば何とやらで
かなりの負担になっていたし、
やはり何より一番にジョニーさんの健康が心配だった。
だから止めると決意してくれたことは本当に本当に嬉しい。
ジョニーさんの喫煙歴は長い。
吸い始めたのは大学生の頃。
あの頃はタバコを吸っていない人の方が珍しいほどに、特に男性のタバコは当たり前だった。
同級生の男の子はみんな吸っていたし、父も祖父も吸っていた。
まだタバコを吸うことがかっこいいという感覚が残っていた時代だ。
庇うわけではないが、
ジョニーさんがタバコに手を出したのも時代の空気、若気の至り。
まぁ、仕方なかったんじゃないかなと思っている。
私個人は小さな頃から喘息気味で呼吸器が弱く、
タバコの煙も苦手だったので
タバコを吸ったことも
吸いたいと思った事も無い。
だから喫煙者の気持ちはわからないが、
20年間夫の傍らで彼がタバコ吸っている姿を見てきて
彼の生活の中にどれほどタバコが溶け込んでいるのかをしっている。
今更その習慣を変えようというのは
余程の決意と努力、苦痛を伴うことも想像ができる。
いやー、褒めるよ!褒める!
自分のせいだし、自分のためでしょ、とかは思うけど言わない!
偉い!偉いぞ!!ジョニー。
本当に偉い!ジョニー最高!
「今までね、
アイコスだから体に悪影響はないんだ、とか
タバコはリラックスさせてくれるから、とか
タバコはコミュニケーションツールだ、とか
禁煙したら太るから、とか・・
たばこをやめられなくて
たばこをやめないための色々な言い訳を捻り出してきたんだけれどね、
じゃあ、将来コペルやコケシがタバコを吸いたいといいだしたら
絶対に止めるし、
もう一度タバコを吸い出したあの日に戻れるとしたら
若い自分の頭引っ叩いて、タバコはやめとけ!って言うだろうなぁと思ったんだよ。」
うん、そうだね。
私もそう思う。
ジョニーさんは禁煙セラピーの本を読み
↑これ。殊更にタバコの害や恐怖心を煽るような内容ではないから、逆に反発する気持ちが起こらず、読了後すんなりやめようという気持ちになれたらしい。
禁煙アプリを携帯にダウンロードして
タバコをやめた。
今日でタバコをやめて1週間ほど経つ。
禁煙後、
食欲が増して少し体重が増えたり
頭痛に悩まされたり
何故か逆に喉がイガイガして咳が止まらなくなったりしたが
概ね順調に禁煙生活は続いている。
やっぱり10年後も20年後も
君と一緒に元気に過ごしていきたいから
煙草をやめると決意してくれて本当に嬉しい。
頑張れジョニー!偉いぞジョニー!
↑応援していただけると嬉しいです
にほんブログ村 ↑
いつもありがとうございます
気軽にコメントやブクマにて足跡を残してくださると嬉しいです。 いつもありがとうございます。 とても励みになっています。