大きい虹をみた。
虹っていいよねー。
見たからと言って特別何が起こるわけでもないのだけれど
小さい幸運を拾ったような、
未来への希望をみたような、
そんな気持ちになる。
小学生の頃。
先生が教えてくれたことをずっと覚えている。
「虹が出るのは太陽と反対側の空。夕立のあとは太陽に背を向けて東の空を探してごらん。」
それからというもの、
お天気雨が降ったり、
夕立の後、陽が射したりした時は私は必ず虹を探すようになった。
それまでも虹を見ることはあったが
この知識を得てからは、虹を探すスキルが格段に上がって
ちょくちょく虹を見ることができるようになった。
雲が切れれば、結構見えるのよね。
他愛もない雑学ではあるが
私にとっては初めて知識の力を感じられた、というか
学校で学んだことは生活に活きるのだと感じられた出来事だったので
今でもずっと覚えている。
最近本当に余裕がなくて
ブログを思い出すことすらない日々が続いていた。
夏休みの宿題を期限通り終わらすべく、子どもの尻をたたいたり
コケシと一緒に夏休みの課題の絵を書いたり、
宿題の丸つけに追われたり、
うちの馬達の走らないことといったら！
でも空に虹を見ただけで
グッと気持ちが楽になった。私は単純だ。
学校で習うことって
習ってる時は
「こんな勉強が社会に出てなんの役にたつのやら」
なんて思ってしまうけど
無駄に思える知識もこんなふうに意外に
人生の支えになってくれたりもする。
そう・・・
だからね、
勉強しなさーい！！！
せめて宿題くらいは。
結局そんな結論。
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