ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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ヘアドネーションをした話

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私北野トマレはずっとこの髪型だ。

 

 

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ロングヘアって意外と無精者にぴったりの髪型なのだ。

 

 

ブロウが下手くそで真っ直ぐのサラサラにできなくても

可愛く編み込むこともできなくても

朝ギリギリまで寝ていて、寝癖で跳ねてしまった髪を直す時間がなくても大丈夫。

 

 

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とりあえず束ねてしまえばなんとかなるし

櫛を通すのさえ省略してしまう朝もある。

 

 

 

ともかくロングヘアは手間がかからない。

はねないし、結べるし、

多少伸びてもスタイルが変わらない。

 

 

美容院も行けば楽しいのだが

予約の電話を入れたり、日程の調整をしなくてはと考えるだけで億劫になり

毎月はとても通えない。

半年に一度くらいですめばありがたいと思ってしまう私にとって

ロングヘアは生涯これでいこうと心に決めているヘアスタイルなのである。

 

 

 

 

だが、そんな快適ロングヘアライフにも限度があって

ある一定の長さを超えると、急に大変さを増してくる。

 

 

 

長すぎるロングヘアは

 

 

シャンプーやリンスの消費が激しく

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排水溝がすぐ詰まり

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ルンバのブラシもすぐ絡まる。

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そして

お風呂上がり、いつまで経っても髪がかわかない。

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こんな問題が煩わしく感じられるようになれば

そろそろあれをやる時期がやってきた合図だ。

 

 

 

そう。

 

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ヘアドネーション

定期的にしているの。

 

 

 

ヘアドネーションとは、小児がんや脱毛症、事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動だ。

 

 

 

市販されているウィッグのほとんどが大人用。

子ども用のウィッグもあるが、ヘアスタイルやサイズのバリエーションが少なく高額なのだという。

最近の人工毛はかなりクオリティが上がっているものの、見た目のナチュラルさや使用感からやはり人毛を望む声も多いらしい。

 

 

 

以前長い髪を思いきってカットしようと美容院に行った際、

お声かけいただき、この取り組みのことを知った。

私でお役に立てるのであればしてみたい、と

結局その日は揃えるだけにして、それから2年伸ばして改めて

初めてのヘアドネーションに挑んだ。

その後は定期的に協力させていただいている。

 

 

 

不精な私も提供する髪がお粗末なものとならぬよう、

できるだけ髪のケアをし、艶を保つ日々のモチベーションにもなっていて一石二鳥なのだ。

 

 

 

ヘアドネーションで必要な髪は切り取った状態で最低31センチ。

折り返して縫い付けるためこれがウィッグをつくる最低限の長さであるらしい。

30センチ伸ばして切るということはかなり時間がかかり大変なことだが、これでもできるウィッグはショートヘア。

ウィッグを必要とする女の子のほとんどがロングヘアのウィッグを希望することから

髪の長さは長ければ長いほどよいらしい。

 

 

 

私はいつも我慢できる限界まで伸ばしているのだが今回は規定ギリギリだった。

 

 

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ヘアドネーションセルフカットでも構わないが、

やはり美容院でやっていただくのが確実かと思う。

 

 

髪の毛のカットはシャンプーの前に完全に乾いた状態でおこなう。

髪をいくつかの細い束に分け、カットする1センチくらい下をゴムで結ぶ。

 

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そしてその細かい束をそのまま

さらに一つにまとめてゴムで縛る。

 

 

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日本でこの活動をされている団体はいくつかあるので

送る団体の規定に従ってドナーシート等を書き

受領証が必要な人は返信用封筒を同封して

レターパックで送付するだけだ。

 

 

 

前回ヘアドネーションをしたのは3年前だったのだが、

短くなった私の髪を見て、

 

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当時5歳だった娘のコケシはとても悲しがった。

 

 

娘も私の髪を好きでいてくれたのかな、と思うと

すこし申し訳ないような、切ないような気になったが、

夫が

「ママは病気で髪の毛がなくなってしまった子に髪の毛をあげたんだよー。ステキなことだよ」

と説明すると理解してくれたようだった。

 

 

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パパは病気じゃないよー

 

 

 

 

今回も娘の反応は気になったが、

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前回よりはスムーズに受け入れてくれたようで一安心。

 

 

 

毎朝学校へいくコケシの髪を縛る度に

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もしこの子が病気になったら

そしてこの愛らしい髪を失ってしまったら、と思うとたまらない気持ちになる。

 

 

 

私の髪が誰かの大切なコケシの髪の毛となって

大変な境遇にいるその子とその子のお母さんをすこしでも笑顔にできるかもしれないと思うと

私まで救われるような思いがする。

 

 

 

少々の寄付と共に

髪の束を送った。

今は頭も心も軽やかだ。

 

 

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ヘアドネーションをしている団体は下に貼っておきます。

染めたり白髪まじりだったりパーマをあてている髪の毛でも傷んでいなければ受け付けていただけるようです。

興味のあられる方はぜひ。

 

 

 

↑こちらは15センチからの寄付を受け付けてらっしゃるみたい

 

 


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