鬼滅の刃の映画を見ただろうか。
私は先週家族で見てきた。
映画は前評判通り素晴らしい出来で、もちろん泣いた。
こちとら前頭葉が老化して何を見ても涙ぐんでしまう
万年センチメンタルな中年女性だ。
私を泣かせるなんて赤子の手をひねるようなもの。
全く簡単な事で名作の証拠にもならないが
周囲の人もみんな泣いていたので
泣ける映画であったことは間違い無いと思う。
離れて住む70代の私の両親も揃って映画館に観に行って
二人で号泣したらしいし
12歳の姪っ子も泣きじゃくっていた。
泣けるから良い映画というわけでは無いだろうが
少なくとも多くのひとが心を揺すぶられていることは確かだ。
コミックスを読んでいる義母も「見たい、一緒にみようよ」と義父を誘っていたが、
義父は鬼滅の刃を見ていないので気が進まないらしい。
ということで今回は極めて個人的な記事になるのだが、お義父さんに向けて
・・という、鬼滅の刃の基本を書いていきたいと思う。
映画を理解するのに必要最低限の情報だけをピックアップしたいので、ストーリーなどはかなり
はしょっているがご了承いただきたい。
子どもやお孫さんに鬼滅の刃の映画に連れて行って欲しいとせがまれているけど
まだ鬼滅の刃は読んだことないや、という方も
この機会にブームに乗ったみよう、という方も
参考にしていただけたら嬉しい。
(※以下映画のネタバレは余りないが、映画に至るまでのストーリーは軽く書いてあるので
これから漫画を読むつもりの方はご注意を)
大人気の鬼滅の刃シリーズ、舞台は大正、主人公はこの少年。
竈門 炭治郎(かまどたんじろう)くん!。
緑と黒の市松模様の羽織がトレードマーク。
耳に花札みたいなデザインのイヤリングつけている男の子だ。
お父さんを既に病気で亡くしていて母子家庭。
6人兄弟の長男として頼れる稼ぎ頭だったが
ある日鬼に家族が襲われてしまう。
そう、この鬼滅の刃の世界には鬼がいるのだ。
鬼は初めから鬼だったわけではなく、
元々は人間である。
人を鬼にできるのはこの鬼舞辻無惨ただ1人だけ。
この人はめちゃくちゃ強くて、めちゃくちゃ悪い。
それこそ赤子の首もひねるような外道。
でも鬼に食べられても人間は鬼にならない。
そこはゾンビやキョンシーとは違うところ。
鬼殺隊員に支給される特殊な刀で首を切り落とすか
お日様の光を浴びさせないと倒すことはできないのだ。
とにかく炭治郎の家族は鬼に襲われた。
炭治郎は仕事に出かけていて1人無事。
彼が仕事からもどると家族は全員殺され、
妹の禰豆子は鬼にされていたのだ。
普通鬼になると人間の心や理性をを失ってしまうのに
禰豆子は人間の心を失わなかった。
(咥えてる竹は人を噛まないための口輪みたいなもの)
炭治郎はいつか鬼の親分鬼舞辻を倒し、禰豆子を人間にもどすことを誓う。
そして厳しい試験をうけて鬼殺隊という鬼を退治する剣士集団に入隊。
鬼の禰豆子を連れている炭治郎は
最初隊士たちの反発にあうが
仲間と一緒にたくさんの鬼を倒す中で、その実力と人柄を認められていく。
友と出会い・・
黄色が善逸(ぜんいつ)。ヘタレだけど寝ると強い。禰豆子が好き。
猪が伊之助(いのすけ)。猪突猛進、野生児。
尊敬できる先輩(上司?)にも恵まれる。
そして今、新たな指令を受けて鬼を退治するため
炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)と共に炭治郎たちは列車に乗り込んだ!
というところから映画スタート。
最低限これくらい理解していれば映画は問題なく楽しめると思う。
呼吸、というのがちょいちょいでてくるけれど、
これは剣の流派というか奥義みたいなものと思ってくれればいい。
見てもらえたらわかると思うけれど
もう炭治郎がいい子でね、
煉獄さんが熱くて真っ直ぐでね、
フィクションの世界とはいえ、彼らの生き様と直向きな姿勢、人の優しさには心打たれる。
マスクの下びっちゃびちゃになった。
とってもよかったからぜひ見てみて欲しい。
涙をふくハンカチ持参でね。
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