サウナーの夫がずっと欲しがっているカプセルトイのどうぶつサウナ。
シリーズの2はすでに持っていてお気に入りなのだが
どうしてもシリーズの1が見当たらない。
ショッピングモールやゲームセンターで
ガチャガチャコーナーを見かけるたびに探していたのだがどこにも置いていないのだ。
1が売り出されたのは相当前のこと。
もう売り切れてしまっていて、残っていないのだろう。
ガチャガチャは割と一度売り切れればそれまでの一期一会な世界。
人気シリーズなので、今後3、4とシリーズを重ねることはあるかもしれないが
1が再販されることはまずない、と判断。
ガチャガチャ愛好家として誠に不本意ではあるが
ネットにて購入することにした。
ガチャガチャはよくフリマサイトで新品が取引きされているのだ。
被ってしまったものを売ったり、
どうしても出てこなかったアイテムを買ったりできるので
とても便利なのだが、やはりロマンに欠ける。
まぁ、何はともあれ我が家にやってきたどうぶつサウナーたちがこちらだ。
可愛いーっ！
特にパグのおじさんのような佇まいがたまらない。
可愛いので早速我が家のサウナに入れてみる。
さぁ、みんないってらっしゃい！
思う存分ととのっておいでー！
ん…？
密だ。
温度を保たねばならないその性質上、換気のできない密閉空間になってしまうのが宿命であるサウナで
この密集。この密接。
第3波の到来が叫ばれるこのご時世において
この「密」はよろしくない。
このようなおもちゃにおいてさえ、
三密になっているのは心穏やかに眺められない自分がいる。
こうなったらこの私設サウナのオーナー？として
もう少しソーシャルディスタンスを取れるよう
私は対策を取るべきではないだろうか。
前々から
「サウナだけ作って水風呂がないのは片手落ちだ」とジョニーさんから言われていたのだ。
そもそもサウナの正しき作法は
サウナ、水風呂、外気浴は三位一体、
3つで1セット。
ならば水風呂と外気浴スペースをつくろうじゃないか。
どうぶつたちにもっと安全安心で、快適なサウナ空間を提供しようじゃないか。
というわけで再び私の工作タイムが始まった。
まず、この中で誰をサウナから出そうか考えてみる。
まずはこのシロクマくん。
同じ熊でも右端でタオルを被っている茶色の熊さんは極限まで自分を追い込むタイプのようだが
対してこのシロクマは菩薩のような表情で体も足を投げ出しリラックスしていて
いかにもととのっている感じ。
彼はサウナの中にいるより外気浴スペースにいるのが似合う気がする。
暑さによわそうだしねー。
他に外気浴がしっくりくるのは
この子。
サウナの中でこのスタイルはちょっと無防備過ぎるな、と思っていたのだ。
この子もお外に行ってもらおうと思う。
とうわけで外気浴スペースから作っていく。
なんといっても必要なのは椅子。デッキチェア。
ゆったりと腰掛けて風を感じ、ひと休みできる1人がけの椅子だ。
まず、一つめ。
サウナやスーパー銭湯の外気浴スペースにはよくこんな椅子が置いてあると思う。
水に濡れても大丈夫なプラスチック素材で
寝そべることができるようになっている。
色は白だ。
これを作りたい。
厚紙を切り貼りして…
ジャーン！
シロクマは重いので、ちょっと耐久性が不安だが、
大体そんな感じの椅子ができた。
もう一つ、
こんな感じの椅子もよく目にする。
この椅子も作ってみよう。
紙粘土とか、おゆまるくんみたいなプラスチック粘土でつくれば良かったかな、とちょっぴり後悔しながらも
ハムスターにピッタリサイズの椅子ができた。
仕上げに椅子の模様を書き足し、並べると
心地よい外気浴スペースの誕生だ。
この後水風呂を作るのだが、長くなったので次回に。
さて水風呂に入るのはどの動物か、あなたはわかるかな？
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