ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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「どうぶつサウナ」湯らっくすの水風呂を作りたい話①

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ガチャガチャ「どうぶつサウナ」のためのミニチュアサウナ施設を作るシリーズ。

 

 

この間サウナ飯を出す食堂を作って、

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私的にはなかなか良くできたんではないかと満足していたのだが

ジョニーさんにはこんなことを言われた。

 

 

「いや…この食堂は凄いし上手にできてると思うんだけどさ、

サウナー的にはサウナや水風呂を作ってくれた時ほどの高揚感はない…っていうか…

だってこれ、ただの食堂だよね。」

 

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「食堂のミニチュアっていうのはさ、多分ほかにもあるじゃん。それもかなり精巧でレベルの高い作品が世の中にさー、たくさん。

そうじゃなくて最初に作ってくれたサウナ、水風呂、外気浴のミニチュアは

あまり見かけないからこそ、サウナーとしてはすごく嬉しかったんだよね。」

 

 

た、たしかにそうかもしれない…。

 

 

マチュアで、かつビギナーであるわたしが、世に何万といるミニチュア作家さんジオラマ作家さんと同じものを作っても仕方ないし、太刀打ちできようはずもない。

ジョニーさんがいうことはもっとも。

 

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もっと色々作りたいという欲望のままに突き進むあまり、

サウナをつくるという当初の目的からどんどんはずれてきてしまったようだ。

こうなったら初心に戻って

サウナーならば、見たら即テンションが上がって、ととのってしまうような、

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というわけで今回作るのは…

 

 

最近県境を越えての移動は自粛しているため、

ジョニーさんが全然行けていない熊本の

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→あのサウナをリスペクトして…

 

 

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あの水風呂!

有名なあの水風呂を再現してみることに決めた。

 

 

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ジョニーよ、

痺れるような大量の水に打たれる動物達の姿を見て、嫉妬に狂うとよい…!

 

 

 

実はここのところ水の表現について色々考えていたのだ。

以前作った水風呂のデザインはまぁまぁ気に入っているのだが

当時の私の知識、技術では水を張ることができず

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こんな感じで、水は各自脳内で補完していただくスタイルに。

 

 

 

水風呂に水がないということはやはり残念でずーっと気になっていたので、今回はそのリベンジでもあって

有名施設の再現でジョニーさんをギャフンと言わせるのはもちろん、「今度こそちゃんと水のある風景を作ってみる」というのが裏テーマだったりもする。

 

 

 

それでは早速作っていく。

 

 

 

今回用意した水の素材はこれ。

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おもちゃやさんのプラモデルコーナーで購入。

 

 

紙には染みてしまう素材なので

いつものような厚紙だけの工作では不十分だ。

浴槽はプラケースにすればいいかなと思ったけれど、ちょうどよいサイズ感のものがなかったので

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プラ板で箱型を作り

漏れたりしないよう、裏側からセロハンテープでがっちりと目張りした。

 

 

さらに浴槽感を出すために

家にあったスポンジ様の薄いマット(鬼滅の日輪刀作りに使った残り→過去記事)をタイルに見立て

 

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ボンド、外からのテープの目張り、スポンジマットの内張り、3重に重ねているので

これでシリコーンが外に漏れ出さないことを祈りたい。

 

 

また水風呂は日本一の深さであるので

入っていくためには階段が必須だ。

同じように、プラ板、ボンド、テープ、スポンジマットと張り重ねて作っていって

 

 

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箱の内側に固定をする。

 

 

次に床を作る。

今回の水風呂は壁に接していないタイプの浴槽なので

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イメージするタイルをネットから拾ってきてプリントアウトして貼っていくのはいつも通りの工程だ。

 

 

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浴槽は少しだけ埋め込むようにする。

 

 

湯ラックスの水風呂は側面に

掛け湯のスペースが設けてある親切設計なので

それも真似っこ。

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写真片手に形をなぞっていると

「ここが単純な長方形ではなく角を落とした形になっているのは、デザイン的な問題もあるだろうが…」

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…なんて、作る前には何も感じず見過ごしていた

お店側の愛情に思い当たったりもするので面白い。

 

このパーツは浴槽の外装をもかねているので

浴槽を囲むよう、他の3辺もぐるっと厚紙で作る。

 

 

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また、この水風呂の脇には円柱が立っているのが特徴なので

ちょうど娘のおやつ用に買ってあったお菓子の筒を立ててみた。

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マーブルチョコのコーヒー味のやつ。大好きさ。

サイズ感がちょうどよかったので採用することにする。

 

 

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不可抗力にて失礼。

 

 

浴槽に高さがあるので浴槽の外側にも階段を作って…

全てのパーツにタイルの模様を貼りつけて…

 

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ここまでは基本的に(浴槽以外は)いつもの厚紙工作。

 

 

 

 

と、ここで2つ問題が発生。

 

 

一つ目は

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さいしょに予定していた白熊くんの身長でも水面から遥か下に潜ってしまうことがわかったので

水面から顔が出る人形をさがして家中を大捜索することとなった。

 

 

色々試した結果、この危険生物大百科シリーズのヒグマくんだけが

かろうじて顔が出そうであったので

 

 

 

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彼を後ろ足で立たせて、水風呂に入ってもらうことにした。

 

 

この水風呂は、どうぶつサウナにおいてはなおのこと

人を選ぶというか…どうぶつを選ぶというか…

その深さゆえ誰でも無条件に入れるわけではない。

 

そんなことに改めて気づいたので

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小さいどうぶつのために小さい浴槽と

MAD MAXボタンならぬMAD MINボタンも設置してみた。

可愛い。

 

 

もう一つの問題は

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この小さい浴槽?部分を紙オンリーで作ってしまったこと。

耐水性ゼロ。

紙にしみちゃうし、なんなら隙間があいてる。絶対漏れちゃう。大惨事になる。

 

 

でもこの変則的な形を形作るのに結構苦労したので

今更作り直すのも面倒で

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乾けば透明の被膜となって耐水性を発揮するのではないかという目論見。

 

 

上手くいくかわからないが、これでシリコーンを注いでみる。

 

 

長くなってしまったので水を注ぐところから

次回に続く。

 

 


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