ジョニーさんの身体に蕁麻疹がでた。
みるまに無数に増えて全身に広がった。
もうその広がり方といったら目を見張るようなスピードで
大阪のおばちゃんもびっくりさ…。
全身に広がってもそれでおさまることなく、
膨疹は次第に大きく、膨疹同士がくっついて
禍々しいまだら模様へと成長し
腕とか足なんかはもう完全に呪われているとしか思えない見た目に変化。
やがて身体の表面ほとんどが発疹で覆われ
発疹がでていないところが逆に発疹に見えるみたいな、変な状態にまでなってしまった。
私が見て治ってると思ったところは全部じんましんだった…!
しばらくしたら少しマシになったけれど本当に驚いた。
起き抜けのまだ朝食を食べる前に蕁麻疹が出始めたので、食べ物アレルギーとかではないと思ったのだが、
その後食事をした後にまた蕁麻疹が増えたり
体を動かすと増えたり
夜になると増えたり
原因が分からず、増減を繰り返すので病院を受診。
今血液検査をしてもらっているが未だ検査結果待ちだ。
蕁麻疹の約80%は原因がわからない「特発性蕁麻疹」だそうで、病院で診てもらったり血液検査をしたからといって
すぐ何が原因と簡単に言い切れるものでもないらしい。
風邪や疲労、ストレスなど、様々な原因が複合的に関与していることが多いということだ。
そしてはっきりとした原因がない場合は
症状が出やすい状況を避けつつ、対症療法でやり過ごしながら、上手く付き合っていくしかない。
というわけで、とりあえず抗ヒスタミン薬とステロイドを処方してもらった。
飲むと少しよくなるのだが、薬がきれてくるとまたぶり返す。とにかく痒そうで辛そうだ。
「痒すぎて痒さの向こう側を見たね」と言うので
痒みの向こう側は痒くないの?と聞いてみると
「いや、痒い!」とキッパリとした返事。
そりゃあそうよね。
一ヶ所を蚊に刺されただけで凄く痒いのに、
あんなに、蚊の大群に襲われたかのように全身腫れあがっていれば
それはそれは耐えがたく痒いことだろう。
新しい言葉を創造し始めちゃうくらい痒いらしい。
蕁麻疹自体はよくある病気で、これに苦しめられている方は数多くいるらしい。
思いかえせば身近なところで、私の妹も蕁麻疹持ちでいつも薬を飲んでいた。
命に別状はない、特に深刻な状況ではないと聞いたがそれでも全身が痒いのは辛いだろうし
みるみる蕁麻疹が増えていくのを見ているとなんだか怖くなる。
心配だ。
原因がわからないので取れる対策は多くはないが
激しい運動、発汗、飲酒、ストレスを避け、
規則正しい生活を送るよう指導された。
ちなみにしばらくはサウナも避けるようにとのことだった。
むしろサウナに入れなければストレスで死にそうだと騒いでいる。
アル中ならぬサウ中だ…サウナおそるべし。
でも体温上昇と発汗しちゃうことはわ間違いないよね。しばらく我慢しな…
じんましんが増えてくる夜にかけては服が擦れるのもつらいそうで
側から見ると凄い絵面だが、普段から何かと奇行の多い夫であるので
子ども達からは何の反応もない。
こけしがもう少しお年頃であれば嫌がったりなんかしたのかもしれないが、
隠れミッキーどころか隠れドナルドだって探せばいそうな凄い状況だ。
早く治るよう、祈っている。
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