ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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息子の爪噛みによる深爪を治療する話①

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息子は小さい頃から爪を噛む癖がある。

 

 

噛み始めたのは保育園に入園した頃からだったろうか。

この癖が出始めてからは伸びてくる間もなく噛んでしまうので、ほとんど

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ついでに

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あるある。

 

 

爪をかじっては毟りとってしまうので

息子の手はいつでも深爪。

手の爪に噛むところがなくなると足の爪まで噛んでいるので

心配を通り越して感心してしまいそうになる。

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私だったらとても届かない。足が付け根からポキンと取れてしまいそうだ。

幼児の頃ならまだこの柔軟性も納得がいくが、

中学生になった今でもこの体勢で噛んでいる。

あるいはこの爪噛みの習慣こそが、彼の柔軟性をキープできている理由なのかもしれない。

すごい。

すごいけどやめてほしい。臭くはないのだろうか…

 

 

爪を噛み始めたはじめの頃、

噛むことによる痛みや傷、指先の炎症、

衛生的な問題などはもちろん気になったのだが

 

それよりも何よりも

それが心の問題を原因として引き起こされているのではないかということが心配でたまらなかった。

 

 

保育園の先生や保育士さんに相談しても

「不安感を解消するために、触れ合う時間やスキンシップを増やしていきましょうか」と優しくアドバイスしてくださるし

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育児書、ネットの情報を見ても

「ストレスや愛情不足、両親の不仲にあたっての緊張などから引き起こされることが多い」

そんなふうに書いてあったりする。

 

 

めいいっぱい愛情を注いで育てているつもりだったけど

仕事が終わって保育園に迎えに行くのはいつも最後の方。

たしかにいつもお家にいるお母さんより触れ合いは少ないのかもしれない。

寂しい思いをさせていたのだろうか。

はじめての育児。余裕も自信もない中、

息子の爪噛みは私の至らなさをつきつけられているようで心が苦しかった。

 

 

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本当に悩んだ。

 

 

悩んでいるだけではどうもならないので

やめさせようと色々と試しもした。

保健士さんや保育士さんがおっしゃったように子どもと触れ合う時間を増やしてみたり、

噛んでいるところをみかけたらすかさず気を逸らすように声をかけてみたり…。

指先に絆創膏を貼ったりもしたし、

爪にワサビや苦いマニキュアを塗ってみたりもした。

 

 

優しく。やんわり。厳しく。断固とした態度で。

教え、諭し、説得し、なだめ、叱り…

様々なバリエーションで爪を噛まないよう言い聞かせた。

 

 

けれどなかなか効果はでず、

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息子は爪を噛み続けた。

 

 

 

そんな息子を見守り続けているうちに

私はこんなふうに思うようになった。

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この子別に辛そうになんかしてない。

愛情も伝わっていると思う。

始まりは寂しさやストレスの解消だったとして

今やこれはただの癖なんじゃない?

 

 

 

緊張やストレスを感じた時に爪を噛むというのは確かに今でもそうなのだろう。

生きていれば誰でもストレスを感じることってある。

 

 

みんなの前で発表しなくちゃいけないとか、

宿題が嫌いな分野でやりたくないとか、

友達と些細な言い争いしちゃったとか。

 

 

そんな時、そのストレスを紛らわせるために

貧乏ゆすりする人もあれば、

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走る人もいるし、深呼吸するひともいる。

ちなみに私は甘いものが食べたくなる。

 

 

そして

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コペルは爪を噛む。

 

たぶんこの爪噛みはそれだけのことなんじゃないだろうか。

 

 

臨床心理士の先生とか専門家の方に言わせれば、

全然違うって言うかもしれないけれど

少なくとも私から見れば息子は幸せそうで

深刻に考えることなど何もないように見える。

 

 

無理にやめさせようとしたり、原因を追求したりすることは母子共にしんどいから

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爪切りいらずでいいじゃないか!

癖なんて誰にでもある。

 

 

私は歯医者なので爪噛みによる歯列への影響が気になったりはしたのだが

幸い息子の歯並びは綺麗。

たいした悪影響もないのではないか、と放置することにしていたのだが、

 

 

それはちょっと甘かった…。

 

 

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続きます。

 

 


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