ネットで話題のシルバニアファミリーのコスプレの画像を目にして
うちのお姫さまが言った。
あ・・?あ、・・ああ!
で、出来るともさ!私を誰だと思ってるんだ。
・・・・。
刺繍は好きだけど、裁縫が得意な訳ではない。
でも「出来るでしょ?」と問われれば
「出来るに決まっている!」と答えてしまう謎の負けん気が発動。
こうして私のチャレンジが始まった。
まず、何が作れそうか、家にある端切れをひっくり返す。
通園通学の袋物を作った余りの
かわいい柄の布がたくさんあったが、
かろうじてピンクの布があったので
ねずこの衣装を作ることにした。
ねずこであるのだから、ねずみがふさわしい気がするが
コケシがねずこちゃんにするのはこの子がいい、と言って
おもちゃ箱からショコラウサギの女の子を出してきた。
これではねずこではなく、うさこになってしまう気がするが、まぁいいだろう。
頑張って「竈門うさこ」を作ろうと思う。
作り方を色々と調べていると、どうやら
この「だいすきシルバニア4」に浴衣の型紙がついているらしいことがわかったが
思いたったらすぐに、
今日作りたい派の私としては
本が届くまで待っていられなかった。
無料型紙や作り方の書かれたブログを探し、
ネットの海を彷徨ったが、
なかなか私がつくりたいものずばりの情報が
見当たらなかったので
最終的には行き当たりばったりで
自己流で作ることとなった。
同じようにネットを彷徨う同志のために
私の作り方を置いておこうと思う。
[シルバニアねずこの作り方]
まず、ねずこちゃんといえば
ピンクの麻の葉模様の着物。
うちにあったピンクの記事は無地であったので
コピックライナーで模様を描いてみた。
布に書くのに適当な画材なのかはよくわからないが、
洗濯とかしないつもりだし、手汗で滲まないくらいの耐水性があればいいかなと思った。
意外とこすっても滲んだり掠れたり手が汚れたりもしない。
油性のマッキーとかのほうが確実かとは思ったが、
線が太いし、にじんで模様がつぶれてしまうので上手くいかなかった。
そして、この柄をつけた布を使って
もともとショコラウサギちゃんがきていた
この洋服をもとに、着物を作っていった。
まずは帯下のスカート相当部分。
これをぐるりと巻きつけて長さを調節。
シールタイプのマジックテープを小さく切って
着脱できるようにする。
つぎに胸の部分。
大きさをあわせて四角く布を切り
端っこは織り込んでボンドで処理。
出来たらスカート部分と貼り合わせる。
ボンドで。ボンド大活躍。
ここまで出来たら帯を作っておく。
尻尾とかあってぐるりと巻くのが
大変だったので、
脇下から脇下の幅で前面のみ。
白い布に市松模様を描いて色を塗り、
ちなみに帯揚げはやはり白い布を若竹色に塗ったもの。
帯締めはクラフトコードを黄色く塗ったものだ。
そして襟であるが
今回はこの部分を延長して襟にしたよ。
着物本体はウサコに着せたまま、
ちょうどよい位置に調整して貼った。
最後に帯をを貼り付ければ
前側しか作り込んでいないびんぼっちゃまスタイルだけどね。
さらに
少し裾をいじると良い感じ。
着物の次は羽織だ。
ねずこちゃんの羽織は黒っぽいような色味で
グッズによってはダークブラウンっぽく表現されているものもある。
家に黒い布もブラウンの布もなかったので、
クリスマスプレゼントの入っていた
不織布のギフトバックを切り貼りして羽織をつくることにした。
型紙は結婚式のウェルカムベア用なのか
ダッフィの羽織の型紙が公開されていたので、
それを縮小しながら
シルバニアサイズに切って貼り合わせ、
体にあてながら調整した。
不織布、端の始末も不要で、
切りやすく、貼りやすく便利でいいなとおもっていたけど
後から破れやすいことに気づく。
子どもが着せたり脱がせたりして遊ぶには不向き。
羽織を着せたら、
緑に塗った紙製ストローに
赤いクラフトコードを通して
ねずこが口にくわえている竹を作ったり
小道具を整えて・・・
羽織はやっぱり布で作り直そうと思っているが、
なかなかかわいく出来た。
夜な夜なこんなことをやっていて、
ブログの更新が途絶えていた訳だ。
なんか休校期間も一周回ってなんだか楽しくなってきた。
外出できずに引きこもって、家で子どもと過ごす時間がいっぱいある今、
今しかできないことを楽しんでいきたい。
(おまけ)
姪っ子チョコちゃんの誕生日に作った
ねずこバルーン。
ランドセルみたいに背負えるよ。
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