ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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「どうぶつサウナ」続・ドーミーインの夜鳴きそばをミニチュアで作るぞという話②

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前回の更新からだいぶ間が空いてしまったがドーミイン作りの続きをあげていく。

 

↓①を未読の方はこちらから。

 

まず作業に入る前に、

この間からずっと何をする訳でもなく、カウンター脇にボーっと立っていたアライグマくん。

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そう、君。

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君はその棒立ちのポーズ故、なかなかしっくりくる役割がなく

この間のカプセルホテルでもただイタズラに

天井に登っていたりしたけれど、

 

今回ようやくぴったりの仕事をみつけたので、

危険行為はほどほどにして、額に汗して働いて欲しい。

 

 

という訳で、ジョブチェンジだ。

 

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そーれ!

 

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あっという間にかわいいコックさん〜♪

 

 

誰かに厨房に入ってもらおうとなんとなく作っていたコック帽(コピー用紙製)を

何気なく彼に被せてみたらピッタリだったのだ。

耳に挟まって帽子落ちないし。

これはもう運命というものだろう

 

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任せた…!

 

 

アライグマくんに仕事のマニュアルを叩き込んでいる間に、今度はテーブル席を作っていく。

 

 

今回作成するのはスペースの都合上、赤線からこっちの範囲。

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入るところまでを作ることにしたので

 

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作るテーブルの形は

 

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中央で真っ二つな形。

 

 

黒く塗った竹ヒゴの支柱を

重ねて厚みを出したボール紙の天板、土台の中心ではなく端っこにボンドでつければ…

 

 

少し安定性に難ありだが、

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テーブルの出来上がりだ。

テーブルに高さを合わせて椅子も作っておく。

 

 

続いて調理台も作ろう。

 

私の記憶では、カウンターの中で調理師の方が

あらかじめグラグラと沸かしたお湯に

取手のついたザルに麺を入れて、ザルごと湯に沈め

次々に麺を湯掻いていた…。

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お客様をお待たせしないよう、一度にいくつもてぼをセットできるような作りになっていたと思う。

 

 

そんなイメージを元にカウンターの幅にあわせて調理台の外形をつくってみる。

 

 

大部分は紙製で、でもお湯の表現として透明シリコーンを使いたいので

シリコーンが漏れ出さないよう、一部プラ板製の内箱を組み込むようにした。

 

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大体の形ができたら各パーツそれぞれに銀色のスプレーを吹きかけ

 

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乾くのを待って、プラ板で作った内箱に

透明シリコーンを注ぐ。

 

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固まるまでは時間がかかるので、この時間を使って今回の主役

肝心要の夜鳴きそばを作っていこうと思う。

 

 

以前、作った食堂でも↓

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ミニチュアフードが必要であったが、

この時はガチャガチャで取ったものと

もともと持っていたものを使用し、自作はしなかった。

 

 

ミニチュアフード作りは、もうそれだけで一分野をなす奥深い世界。

踏み込んだら戻れない沼という確信があったのだ。

 

 

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移り気な私のことだからハマったら

もうサウナじゃなくてミニチュアフード作りに熱中してしまいそうな気もしたし、

私の拙い工作じゃ太刀打ちできないくらい、精密なミニチュアを作る作家さんがたくさんいらっしゃる世界なので恥ずかしかったのもある。

 

 

 

だから今回も最初は既成のガチャガチャでちょうどよいラーメンがないか、と探したのだが、

どうしても縮尺が合わなかったのと、1つだけでなく何個も必要だったこともあり仕方なく作ることにした。

 

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…と言い訳というか、

予防線を張ったところで夜鳴きそば作りスタートだ。

 

 

まずは丼から準備する。

使うのはシリコーンモールド(丼の型。ミニチュアクラフトのショップで購入)とレジン、UVライト照射器だ。

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型に液状のレジンを流し、照射器でUVライトを照射して固める。

これで作れたら無駄がないと思ったのだが、粘度が高いのがわざわいして

圧接しづらく、少し厚めの仕上がりになってしまった。

 

仕方ないので改めて100均にクラフト用のレジンを買いに行った。

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意外と歯科材料使えねー。100均最高。

 

 

白のレジンを使ったのだが、少し透けるようだ。

白い器にしたかったのでジョニーさんのガンダムマーカーで外側を白く塗っておく。

 

 

次いで丼のなかに黄色い刺繍糸(麺)、緑に塗ったティッシュ(わかめ)、茶色に塗った厚紙(メンマ)をいれ、

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ここに少しスープっぽく着色したレジンを流し入れてかためれば、

 

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簡単ラーメンの出来上がり!

 

まぁ、そんなにリアルではないけれど、遠目で見る分にはこれくらいのクオリティでも十分じゃないかと思う。

 

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ラーメンを作っている間にシリコーンが固まってきた。

 

だいたい半分固まったくらいの状態で表面を楊枝でつつき、

少し波立たせて沸騰しているお湯の感じを出して行く。

また、その波に沿って細かい発泡ビーズをまぶすことで、沸騰して泡だっている感じを表現した。

 

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さらにてぼの取手を追加したり、作ったラーメンをそえたりすると

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だいぶそれらしい雰囲気がでてきた。

 

 

あと垂れ壁とアクリル板でカウンターを囲って

細々した小物と、ドリンクサーバーなんかを作って仕上げて行くのだけれど

長くなってきてしまったので続きは次回。

次こそ完成するよ!

 

 

 


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