ジョニーさんが「どうぶつサウナ」シリーズに使えるんじゃない?と
こんなものを買ってきてくれた。
お酒を飲んで酔っぱらう犬猫の姿が楽しいカプセルトイ「アフター5の動物たち」。
右側の猫チャンが口から迎えに行っているのは生ビール、
左側の柴犬クンのかかえているのはサワーらしい。
本当は「仕事終わりに飲んでいる動物たち」というコンセプトらしいが
風呂上がりの一杯に見えなくもない。
サウナで3セット、しっかりとととのったどうぶつサウナー達に
キンキンに冷えた生ビールや爽快な酎ハイ、
気の利いたお料理なんかを提供する食堂は
遅かれ早かれ必ず作ろうとは思っていたのだ。
サウナに入ったあとは感覚が研ぎ澄まされて
食べ物が美味しく感じる。
そう、サウナ飯はサウナの魅力の一つだ。
良いサウナには必ず良い食堂が併設されている…んじゃないかと思う。知らんけど。
であるからには
至高のサウナを目指す我がトマレスパでも美味しいサウナ飯を出す食堂を
至急作らねばなるまい。
…というわけで私の趣味のミニチュア作成シリーズ
「どうぶつサウナ」のサウナ施設第7弾は「食事処」に決定だ。
↓過去の第1〜6弾はこちら
まずどんな食堂のどの部分を切りとるか、だが
食堂だからといってただテーブルと椅子だけを作って、人形を座らせ
「はい食堂でーす」ではつまらない。
それでは家庭のダイニングなのかレストランなのか居酒屋なのかも分からないし、物語も浮かんでこない。
私が作るのはお風呂屋さんの食堂なのだから
食券機、料理を受け取るカウンター、セルフサービスの食器の返却口なんかの設備を含む形で
安くて美味しい庶民的な雰囲気のある食堂の風景を作っていこうと思う。
最初は例によって床から作る。
以前に作った受付の
正面奥に食堂があるつもりで、床の材質はフロントと同じにする。
材料は工作用の厚紙とボール紙。床表面はダイソーのDIY用マスキングテープ。
測ってみたら全体の大きさは18センチ×22センチだった。
このカウンターに
私の自慢のガチャガチャコレクションの中から
ビールサーバーを設置する。
これだけで凄くイイ雰囲気が出てテンションが上がる。
あつらえたようにピッタリだ。
今後どうぶつサウナーの皆さまにはこのサーバーからの風呂上がりの一杯をお楽しみいただきたい!
次は壁。
厚紙に壁紙を貼って壁をつくり
頭の中のイメージに従ってざっくりと窓をくりぬいていく。
壁の向こうは厨房になっているという設定だ。
これだけだとちょっと殺風景なので
クラフトテープを使って少し装飾する。
クラフトテープは脱衣所の藤の椅子を作ったときに使ったものと同じだ。
細い紙紐を13本取りで接着した平たいバンド状になっていて、何かと扱いやすく重宝している。
表現に凹凸があるのがなんとなく木目のようでもあり、
のっぺりとしない感じが気に入っている。
使い切るには100年はかかりそうだけど。
壁に開けた窓のうち、向かって右側が返却口だが、
ここには暖簾をかけたい。
返却口ってだいたい暖簾がかかっているイメージがないだろうか。
お皿を下げに来てそこに立ったお客様が
厨房内のごちゃごちゃを目にすることのないようになんじゃないかなと思う。
違うかな?
紺色の暖簾がイメージに合う気がして紺色の端切れを探したけれど
やはりなかなかしっくりくるものがない。
かろうじて年末に断捨離して、掃除用にとっておいたの紺色のヒートテックがあったので
↓この記事のヒートテック
小さく切って吊り下げた。うん、それっぽい。
返却口の表示も貼り付けた。
ついで、壁の上方にメニュー表をはりつけ…
左側の窓にガラスを足したり、
カウンターに扉をつけたり、細部をつけ加える。
ソフトクリームのこのマスコットを
検索していて初めて
この子が日世のニックンというキャラクターであることを知った。知ってた?
受付を作った時も、脱衣所を作った時もそうだったが
その場その場で思いつくままに作っていくと
昭和っぽくてノスタルジックなデザインになってしまう。
返却口の下にはちょっとした棚を作りつけた。
こんな棚があったような気もするし、
なかったような気もするが雰囲気は出たのでヨシとする。
そしてやっぱりちょっと昭和っぽい。
さて続いては、いよいよ机と椅子を置く食事スペースにとりかかる。
本当は小上がりの畳敷の座敷にして、
足元は堀座卓にしようと計画していたんだけど、
スペースが足りなくて断念。
仕方がないのでお一人様や少人数のお客様用の
小さいテーブル席を作ることにする。
堀座卓&寝転べる畳のお座敷にはまだ未練があるので、後でそれだけ独立して作るかもしれない。
スペース的に作れるのは二卓くらいだろうか。
カウンター近くの席は落ち着かなさそうなので
衝立で区切ってみる。
工作板がボンドでやたらと汚いが
茶色に塗った楊枝とクラフトテープを貼りつけて
衝立を作る。
衝立の手前が食事スペースだ。
この模型では途切れているが食堂はずーっと続いていると思ってほしい。
ようやくお酒がのめる猫チャンと柴犬クンも着席。
給水機もコロッケ定食もガチャガチャ。
メニューよりボタンが少ないが知ったこっちゃない。
ここまで完成したら
あとは細かい装飾のみ。
ジョニーさんの妹ちゃんが以前喫茶店をされていて
食品衛生責任者の資格をお持ちだったので
カウンターの柱に管理責任者の表示プレートを掲示したり
カウンター前や食券機近くには
距離を保つことを促す誘導シールを貼ったりもする。
カウンターに高さがあって
カウンター内に入るのにちょうどよいスタッフが
我が家のガチャガチャコレクションの中になかなか見当たらず、選考が難航したが
色々当てはめてみた結果
彼がポーズやサイズ感に比較的違和感ないのではないかということになった。
カウンターの後ろに立たせると
ちょうど良い分量で上半身がのぞく。
ただ彼はそのコンセプト上仕方ないが、立ちション中である。
足元はカウンターで隠れて見えないが、
用を足しながら、食品に触れるのは衛生管理的にも社会通念的にも大問題であるので
いくら便器を外したとはいえ、もろ出しなので
股間が気になるといえば気になるが
他のどうぶつたちも皆、服は着ていない世界観だ。
セーフであると思う。
あとはメニュー表や料理を並べて完成だ。
細かくて見えないけどお品書きはWordで打ち込んだ。
おすすめはトマレ定食。
ライオンとチワワの飲み会。何を話しているのかしら。
コロッケ定食まだかなー
さぁ、どうぞ食べて飲んでリフレッシュしてくださいねー。
飲んだ後のサウナのご利用はダメですよー。
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