先日家族で大分県豊後大野市にあるリビルドサウナに行ってきた。
私の住む長崎からは車で4時間。
それも最後1時間半は民家もお店もない曲がりくねった山道をただひたすらに車で進む。
娘が車に酔い、さらに運転しているジョニーさんも酔い、
ナビが現在地を見失い、鹿に出くわし
山姥に食われる恐怖に怯え…
すっかり不安になった頃、突如として
お洒落なロッジが現れるのだ。
まさに秘境中の秘境…!
苦労の末にたどり着いた大自然の中の薪サウナは本当に最高。
小屋のドアを開けると、炎の揺らぐ光に照らされた室内。
パチパチと爆ぜる薪。
ロウリュをするとサーっと夕立のような音がして蒸気が立ち昇る。
100度を超える温度でしっかりと温まって
外に飛び出すと澄んだ空気と沢の水を引いたキンキンの水風呂。
そして満天の星空の下、焚き火を囲んでの外気浴。
夫は泣き、娘は笑い、
反抗期の息子がちょっと素直になったりもして…
とにかく筆舌に尽くしがたく素晴らしかった。
このサウナに感激しないサウナーはいないと思う。
絶対みんな好き!全員好き!絶対!
支配人の高橋さんともお話しできた。
前からTwitterで存じ上げていたが
サウナを通じて革新的な方法で地域の振興にも関わる凄い人だ。
先日テレビ「ガイアの夜明け」でも大々的にとりあげられていたほどだ。
めっちゃ優しい。好き。
そうなると私の悪い?癖が出て…
…こんな風になるよね。
そう、こんなに素敵なサウナを体験させてもらって、このサウナをつくらないという選択肢はないじゃないか。
…というわけで私の趣味のどうぶつサウナのミニチュアサウナ作り
今回は「リビルドサウナ」である。
まずは厚紙でざっくりと外形を作っていく。
作る前にGoogleアースで確認してみたら
どうしても横長な部屋だった気がして
(あとからTwitterで実際にリビルドサウナをつくった
薬師寺さんから部屋は長方形だ、と教えていただいて安心した。
実際に作った本人から構造を教えていただけるの、頼もし過ぎやしないか。)
実際の縮尺よりどうぶつサウナのフィギュアとのバランス重視でサイズ感を決めていく。
このサウナは全ての壁が特徴的で4面全て作りたいくらいだが
ミニチュアとしては、どこかの壁を抜いてあげないと内部を眺めることができないので
私が一番好きな
奥から入り口の方向を眺めるように
こんな感じで作ることに決定。
囲まれた感のあるこの奥まったスペースに座ってストーブの炎を眺めていると
いやー何せ普段は
金切り声あげて子どもを怒ったりさ、
仕事うまくいかなくて悩んだりさ、
とにかくガヤガヤ、ガチャガチャしまくっているからね。
この方向からだと入り口のドアが見える。(ので作らねばならない。)
入り口はこんな造りになっている。
利用した時は何も思わなかったけど、こうして作っていると
このサウナを作った人のサウナを愛する声が聞こえてくるような気がして
改めて感動したりする。(幻聴かもしれないが)
天井部分のベンチの上が部分的に斜めになっているのも
熱気や蒸気が対流するようにだと思うので
天井はつくらないがこの部分だけ
三角柱を作ってくっつけてみた。
ここまででもだいぶリビルドサウナを感じるが、このリビルドサウナは古材を寄せ集めて、独創的なデザインで組み上げているのが特徴だ。
だからこれからが本番、このベースに木材を貼り付けていく。
いつもはボール紙を木の代わりに使っているのだけど、今回は本物の木の質感にこだわりたい。
という訳で…
これを使う。
これ100均の商品なのに凄い優れもので、本物の木をスライスしてシート状にしてある。
裏側は粘着シールになっていて、厚紙に貼り付けるだけで木の板のように見えるのだ。
ボロボロの40代。だからこれは助かる!
見た目はリアルな木のようでありながら、
カッターやハサミで簡単に切れる操作性の良さ。
しかもシールになってたあるからそのまま貼り付けられる…と良いことづくめ。
濃い色と薄い色の二色あるので、これに
ちょっと一手間追加して
そのまま薄くカットして
ベンチは薄い色のニスを塗って
様々に使っていく。
窓際の壁はすごく面白くて
そのあたりも表現しつつ、
濃い色のニスで仕上げた。
いい意味でね!
全体を貼り終えたものが
きゃー!これはかわいい!めっちゃオシャレだ。
この後ライトを仕込んで
薪ストーブと煙突とか、細かい小道具を仕上げていくんだけど
長くなったので後半に続く…
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