今年の2月末、
長崎県雲仙にある「Rest House森のしらべ」でテントサウナを体験してからずっと
私たち家族は森のしらべさんのファンだ。
以前子どもと行くサウナについて記事を書いたときも少し触れたが、
私たち家族にとって旅先で楽しむアクティビティとして大自然の中のテントサウナは最適なのだ。
前回の体験も森のしらべさんのホスピタリティと抜群なロケーションのおかげで
夫がこんなことを言い出すほどに
本当に大切な思い出となっている。
それからというもの、定期的にTwitterで森のしらべさんに対する愛を呟いていたのだが
そんな地道なファン活動が実り?
とうとう森のしらべさんから「新しいサウナを作ったからおいで」とお招きいただいた。
棚ぼた!!
何の関係もないただの1ファンである私が
思いがけず出来たてホヤホヤの素晴らしいサウナを体験してきたので
今日はそれを全国のサウナーに知らしめたいという使命感でもってこれを書いている。
今日の記事はお仕事としてのPRではない。
というわけでその魅力を紹介していこうと思う。
テントサウナやバギー、シャワークライミングといったアクティビティを楽しめる上、1日1組限定で宿泊も可能。
雲仙っていいところ。温泉は出るし、紅葉は綺麗だし、まるで天国みたいだけど地獄めぐりもできるし。
サウナ関係なくても是非訪れていただきたい長崎の誇る観光地であるが、
もちろん私たちは日帰りのサウナで利用させていただいた。
これが楽しい。
バギーはちいさくて文句なく可愛い。
まるでチョロQみたいだがもちろんプルバックで走る訳もなく、運転には普通免許が必要だ。
普通の乗用車では入れないような、
舗装されていない石ころだらけの細い山道をバギーを運転してガタガタゆられていくのはとても楽しくて
ほんの数分のことだが、テンションがあがる。
森の自然を感じながら数分走ると
少し開けたところにでる。
圧倒的なロケーションの中静かに煙を吐くシンプルなテントサウナ。
映える。凄まじく映える。
ここで説得力のあるステキな写真をバン!と貼りたいところだが、あまりよい写りの写真がなかった。
せっかく招待していただいたのにちっとも役に立たない女でゴメン。
↓なので私たちの翌々日に体験した友人の美しい動画ツイートを貼る。
森のしらべ 新サウナ「凛」
— じむ兄 (@jimny225) 2022年10月19日
仕上がっとるんですよ。
来ない理由が思いつくなら、DMで教えてください。
しかしまぁ……
思いつかないでしょうけどね!!!! pic.twitter.com/0h5IJ9j8A7
なぜに喧嘩ごしなのか(笑)でも確かに来ない理由はない!
ワクワクしながら着替え用テントで水着に着替え、いざサウナへ。
テントをめくるとすでに中はカンカンに熱い。
薪ストーブの火は眺めているだけでも癒されるし、
オーナーのこだわりとセンスが光るテント内の備品にも心浮き立つ。
テントは3〜4人が一度にあたたまれるくらいの大きさだろうか。
今回私たちは息子が部活でいなかったため、家族3人で利用。ゆったりと楽しめた。
テントサウナだから簡易的で施設のサウナよりパワーに劣るのかといえばそんなことは全然なくて、 少し薪をくべると120℃超まで温度が上がってしまうほどに熱さは本格的。
途中温度調節のため入り口を開けたりしながら
じっくりと蒸される。
芯まで温まって外に出ると
高い木々に囲まれたスペースは、梢から優しい木漏れ日がさす。
(友達夫婦の撮ったお写真を再びお借りした)
階段を数段降りれば川の一部を利用した野趣あふれる水風呂。
天然水かけ流し。見ているだけでととのいそう。
この水風呂はオーナー自らコンクリを練り、自作されたものだとか。
凄すぎてちょっと笑っちゃう。
冷たいけれど肌あたりが全然きつくなくまろやかで
スッと入れるのはやはり自然の水ならでは。
とても気持ちがいいのだ!
水風呂をあがれば
すぐそばには2脚のインフィニティがスタンバイ。
導線もばっちりだ。
インフィニティチェアの他に
大きな岩の上にもエアーマットが用意されていて
寝そべることができるほか、
ハンモックなんかもあって
自然の中で思いのままにととのい散らすことができる。
空をみあげると風に木々が揺れている。
火照った体をひんやりとした森の空気が包んでくれる。
近くに滝があり、川が流れ、そのせせらぎが天然のBGMとなって心地よい。
今流行りのASMRというやつだろうか。
耳を傾けていると本当に眠りそうになってしまう。
何やらうまいこと言ってやった風のジョニーのしたり顔も気にならないほどの多幸感に包まれる。
サウナ、水風呂、外気浴、とはよく言われるサウナのルーティンだが
ここはそれを超えている。
またしてもしたり顔…やっぱりうざいかも…
今までの森のしらべのロケーションも抜群だったのだが、
今回の新サウナはそれをはるかにうわまわっている。
前のところが明るくのどかなトトロの森だとしたら
2時間の体験時間があっという間に感じる濃密な時間をすごした。
予約すればサウナ終わりはお風呂も入ることができるのも嬉しいポイント。
テントサウナは大好きだけど、冷えた体で帰宅し帰宅後お風呂を沸かさなきゃいけないのがちょっと面倒くさかったりする。
残響の湯っていう名前なんだけど、
サウナで「森のしらべ」を聞いてととのってからの
「残響」ってカッコ良すぎないか。センスの塊!
テントサウナといえば九州だと豊後大野の大自然の中のアウトドアサウナとかが有名だが、ちょっぴり遠い。
長崎にもこんなに豊かな自然の中でのテントサウナを提供してくれる施設があるのだということを再確認できた経験だった。
森のしらべは今はまだその立地もあってか
知る人ぞ知る施設という印象だ。
今までもそのポテンシャルに対して注目度が少ないと感じていた。
でも将来的にはもっと大勢のサウナーがこの新サウナ「凛」を目当てに訪れてもおかしくないと私は信じているし
本当に素敵な施設なので是非多くの方に訪れて欲しいと思っている。
近々イベントもあるので九州のサウナーのみなさんはぜひ参加してほしい。
最高に美味しい長崎のスパイスカレー屋さん「チエノワ」のカレーも食べられるよ!
私もポスターで参加させていただきました。
おすすめ。
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