もうひと月も前のことになってしまったが、ブログ友達が長崎に旅行にきた。
以前からこのブログを読み、毎回のように温かいコメントを寄せてくださっているツヨキさん。
私のミニチュアが銀座に飾られた際には、わざわざお店まで見に行ってレポを書いてくれたりもした。
美味しいものが好きで、私より少し年下で、
日々の小さい面白を可愛い絵で描くブロガーさん。
まだ一度もお会いしたことはなかったが
彼女のブログで近況を知っては想いを馳せて、
なんとなく離れた場所に住む親戚や友人であるかのように感じていた。
そんな東京在住のツヨキさんが、ある日「長崎に行くよ」とツイート。
その目的は…
ときめきメモリアルとは高校生として高校に入学し、さまざまなキャラクターと恋をする恋愛シュミレーションゲーム。
彼女はこのゲームの大ファンで
作中キャラクターが修学旅行で訪れた長崎の名所を推しのぬいぐるみと共に巡り、ゲーム画面と同じアングルで写真を撮りたいのだという。
Twitter上で長崎旅行についての相談に乗っていたとき
「デートスポットの稲佐山に1人で行っても大丈夫かしら」
「1人で人形出して写真とるのは変に思われるかもですけど笑」
「ちょっと恥ずかしいけどいいですよね！」
そのようなことを彼女が言っているのを聞いてなんだか急にスイッチが入ってしまった。
人生耐え難い程しょっぱい夜も、どんよりと気持ちの晴れない朝もある。
何が自分をハッピーにしてくれるのかを知っておくことはとても大切だし、推しがいるということは素晴らしいことなのだ。
最近サウナに熱中する友人達をみてつくづくそう思うようになった。
どんな分野であろうが友人の大好きなものを馬鹿にすることなんてないし、応援するし、できればそれを理解したいじゃないの！！
心置きなく写真が撮れるよう、稲佐山に一緒に行ってあげたい！
なんならシャッターを押してあげたい！
最高の聖地巡礼になるようお手伝いしてあげたい！
そんな思いが込み上げてきて
もし迷惑でもなかなかそうは言い出しづらいよね(笑)
彼女と一緒に聖地巡礼をすることを約束した。
突然の申し出にツヨキさんも驚いたことだろう。
幸いツヨキさんも快く申し出を受けてくれ、「私も是非お会いしたいです」とおっしゃってくださった。
私は社交辞令は真にうけるタイプだ。
怪しくかんじるかもしれないが、性別を偽ってもいないし、怪しい壺も売りつけないので安心して欲しい…心の中でそう釈明しつつ
適宜DMやLINEで日程などを打ち合わせて…
私はときメモGS4を買った。
盛り上がる彼女と同じ気持ちで盛り上がりたいじゃないの。
そしてファン心に寄り添う、ツボを押さえた的確なアテンドをしてさしあげたい！！
友情なのか、サービス精神の暴走なのか…
謎の情熱に突き動かされるようにして
中3の息子を持つ母であるという意識が邪魔をして
ゲーム序盤ではまだ高1のキャラクター達と恋をするという内容になかなかはいりこめなかったが
なかなか面白くてすぐ夢中になってしまった。
突然リビングで恋愛シュミレーションゲームをはじめた母に子ども達はどよめき、
特に息子は若干引いていたようだが気にしない。
時間がなくて駆け足ではあったが、
攻略サイトを駆使し、ツヨキさんのブログやアドバイスを参考にしてなんとかツヨキさんの来崎までに
ツヨキさんの推しの風真くんと七ツ森くんを攻略。
意外と難しかったの…
件の修学旅行のシーンも確認した。
私も長崎に移住して10年。
自身で観光もしたし、友達が長崎に行けば案内するし、で
流石にこれくらいは一目でわかるようになっていた。
ただよくわからない場所もあり、
生粋の長崎っ子である夫や義実家家族にも画像を見せて検証。
私は夜景だから単純に稲佐山かと思っていたのだが、
違うことが判明。
わざわざ長崎に旅行に来てくれてることが嬉しい、と、みんなノリノリで場所の特定に挑んでくれた。
旅行の添乗員でブロガー仲間のツベルクリンさんも
これはグラバー邸前の広場だと言っていたが
画角やベスポジを確認しておきたく、
夫を連れて2回ロケハンにも行った。
残念ながらグラバー邸が5時で閉まってしまうため夜景での撮影はできなそうだが、同じ場所ではある…
眼鏡橋はゲームの再現度高し！
チンチン電車に乗ってツヨキさんの行きたいと言われたルートを回ってみてやはり車がないと厳しいと思い、
下手くそながら車を運転していくことにした。
そして当日。
私の熱烈プッシュにより、長崎での宿に選んでくださったドーミインにてツヨキさんをピックアップ。
初めてお会いしたツヨキさんは
ブログのイメージよりもかなりフェミニンで上品な感じ。
お話しをしてみてもしっかりもので頭の回転も早いステキな女性だった。
私が下手くそな運転で四苦八苦していても優しくフォローしてくださって(危険な目に合わせてごめん)
おかげでとても楽しい一時となった。
聖地巡礼の道中の様子も逐一書こうと思っていたが
いつ完成するかわからないので
もう、こちらを見ていただきたい！↑
夜は一緒にドーミインに泊まって、私に付き合ってサ活にチャレンジしてくださったのも嬉しかった。
だよね？無理させてスマン！
水風呂まで入ってくれてありがと！！
このブログはちょこちょこ書いては書き直してを繰り返していたのだが、このままだといつまでたっても完成する気がしないので、もうこのまま出してしまうことにした。
後半雑で申し訳ない。でも準備から含めて、当日もとにかく楽しかった。
ツヨキさんありがとう！
この翌々日は以前にも一度お会いしたブログ仲間のツベルクリンさんも含めてハウステンボスに行ったのだが、
その話はまた今度。
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