ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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息子と子猫のピピの話

ここのところブログを書く時間がない。

 

 

・・というと凄く忙しい人みたいだが

この前も書いた通りドラクエウォークにはまっているだけなのだ。

 

 

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2時間も自由な時間が取れるのだから

むしろ時間的には恵まれている方だろう。

なのにその自由時間のほとんど全てをドラクエウォークに突っ込んでしまっている状態。

 

我ながらアホだなぁとは思うけれど、

まぁ、万年運動不足の我が身。

たっぷり歩くことは悪いことではない。

 

昨日も1万3000歩、9キロ歩いた。

ダイエット効果のほどはわからないが、

とりあえずお通じは良くなった気がする。

夜もグッスリだ。

 

 

 

とても楽しく、健康的な趣味ができて何よりなのだが、

ただただ、ブログに費やす時間が減ってしまったことが悩ましい。

 

せっかく読者登録してくださる方も増えてきたのだから

縁あって私のブログに興味を持ってくださった方を失望させないよう

もっと頻繁に記事を更新したい。

そして内容も充実させていきたいものだ。

 

 

 

運動はしたいが、ブログも書きたい。

 

そのくせ時間も体力もなくって

どうしたもんかなぁと思っていたら

息子が学校から夏休みの宿題の読者感想文を持って帰ってきた。

 

 

 

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そうだ。

困った時のコペル頼り!

 

今日はコペルの読書感想文を載せてしまおう。

 

 

 

読んだ本は「ぼくとニケ」。

今年全国読書感想文コンクールの小学校高学年の部の課題図書になっていた本で

少年と少年が拾った子猫の交流を描いた物語だ。

 

コペルも実は数年前、子猫を拾ってきたことがあった。

だから主人公の立場に自分が重なったのであろう。

集中して一気に読み、書いていた。

 

 

というわけで・・

以下全文である。

 

 

 

 

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この本を読んでぼくは四年前の夏、おばあちゃんの家にやってきた子猫のピピのことを思い出した。

 

 

ぼくは当時小学校2年生で

夏休みを利用して東京のおばあちゃんの家に来ていた。

 

ピピは玄関ポーチに倒れていた。

とても暑い日でポーチのコンクリートは、焼けたように熱くなっていた。

 

 

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「大変だ」

 

 

抱き上げると、まだ手の平に乗るくらいの小ささで

ぐったりとしてとてもやせていて、

ほとんど死んでいるように見えた。

 

 

目やにがたくさんで目がつぶれたようになっていて、毛もガピガピ、

鼻もただれてぶたみたいだった。

だから、ぼくが名前をつけた。

ぶたみたいだからピッグのピピ。

 

 

 

全然かわいくなかったし、みんなすぐ死んでしまうだろうと言ったけど

ぼくは一生けん命面倒を見た。

 

 

 

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ぼくが拾って、ぼくが名付けて、ぼくが育てた、ぼくの猫だからだ。

 

 

 

ピピは元気になってぐんぐん大きくなった。

 

毛もふわふわになって、とても人なつっこいかわいい猫になった。

 

 

 

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ぼくは夏中ピピと遊んだ。

 

 

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そして、夏休みが終わりぼくは家にもどった。

 

 

 

冬休み、東京に来るとピピはぼくを大かんげいしてくれた。でも、ピピはよく転ぶようになっていた。

 

 

「脳にしゅようがあるんだって」

 

 

信じられなかった。

 

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だってこんなにかわいくて、元気そうなのに。

 

 

 

でもその後ピピはどんどん悪くなり、春には歩けなくなった。

 

 

絶えずけいれんして、トイレも食事も一人ではできなくなりおじいちゃんもおばあちゃんもつきっきりで看病したけど一才になれずにピピは静かに息を引き取った。

 

 

ぼくは玄太の気持ちがよくわかる。

大好きなニケが死んでしまうのが信じられなかった気持ち。最初は他の猫と同じだったニケが他のどんな猫とも違う特別な存在になった事。最後には不思議と涙が出なかったことも全部よくわかる。

 

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「うちに来てくれてありがとう。一生けん命に生きてくれてありがとう。次猫に生まれ変わったら今度は化け猫になるくらい長生きするんだよ。」

ぼくもそう思った。

 

生きているものはいつかすべて死んでしまう。

ピピもニケもその一生はあっという間だった。

でもその短い人生はみんなの愛に包まれていた。限られた時間で愛したり、愛されたり、優しくしたり時には怒ったりするから

生きるということは素敵なんだとぼくは思う。

 

 

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ピピ大好きだよ。

 

 

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読み聞かせボランティアに行った話

去年から小学校の絵本の読み聞かせボランティアに参加している。

 

 

一度人数が足りないからと友人に誘われて、

そこから定期的にその活動を手伝うようになった。

 

 

年に7〜8回ほど、1時限目が始まる前の10分間を使って絵本の読み聞かせをするのだ。

 

 

 

私はコケシちゃんの学年の担当だ。

だから去年は1年生

今年は2年生の各クラスを訪れ、本を読む。

 

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その子どもらしい素直な反応がとても可愛い。

 

 

 

先日年度が変わって最初の読み聞かせがあった。

担当はちょうどコケシちゃんのクラス。

私は張り切って絵本を選んだ。

 

 

 

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突然、カエルの息子がカエルをやめたいと言い始める。

ぬれてるし、ヌルヌルしていて、虫ばっかりたべるからいやなのだ。

フサフサの可愛い動物になりたいのだ。

でも、カエルは猫やウサギになることはできない。お父さんは息子に説明する。

カエルはカエルなのだ。

 

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この絵本はカエルの絵がとっても可愛くて、

お父さんと息子のやりとりがほのぼのしていて

とてもユニークで

こけしのお気に入りの絵本なのだ。面白い。

そして最終的には自分は自分、

という自己肯定を伝えるお話なのである。

 

・・と思う。多分ね。

 

 

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読み終わるのに何分かかるか把握しておかねばならない、

短いようならもう一冊用意しようか。

そんなことをかんがえながら読み始めた。

 

 

「あのさ、おとうさん。

オレ、ネコになることにするや。」

 

 

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声色を変えて一人二役

コケシちゃんの反応も上々。

ノリノリで読んでいたら、ジョニーさんが来て言った。

 

 

「ちょっと貸してみ。俺にも読まして」

 

 

自分の方がうまく読めるから読ましてみろという。

いつも読み聞かせなんてやらないから読み慣れてないし、

第一、君は滑舌悪いじゃん。

結構難しいんだよ、と勿体をつけて本を渡す。

 

 

読み始めたジョニーさんは、

 

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「おまえはウサギにはなれないよ。」

 

 

あれ?うまい。

思いつきで話しているような子ガエルの声色が面白いし、

やりとりの間が絶妙。

 

 

そして・・

 

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顔!

 

 

 

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もはや絵本を持ってすらいない。

 

 

コケシは狂ったように笑い、

何度ももう一回、もう一回とせがんだ。

 

 

そうしてこう言った。

 

 

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まさかのチェンジ!

 

 

 

何度か練習したが、私の語りにコケシからオッケーが出ることはなく、

どうしてもパパに来て欲しいと言って聞かないので

初のお父さん読み聞かせボランティアとして

ジョニーさんがしぶしぶ出かけていった。

 

 

 

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次は負けない・・!

 

 


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mysterious girl

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朝起きてまずヒートテックを着ます。

 

 

 

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次にタイツを履きます。

 

 

 

すると

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鏡の中に一瞬キャッツアイが現れます。

 

 

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急に冷え込んで冬らしい寒さになってきましたね。

今年も後少し。

元気出していきましょう。

 

 


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今朝は体重ちょっぴり減った!

イェーイ!

子ども時代の終わり

今、息子に読ませるのを躊躇っている漫画とは

これである。

 

 

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もう、大好き。

 

交通事故がきっかけで突然幽霊が見えるようになってしまったことから、

わんぱく小僧一路が様々な騒動に巻き込まれるというストーリー。

いちろの元にはたくさんの幽霊たちが生前の未練や果たせなかった願いを持って訪れる・・。

 

 

 

主人公のいちろのキャラクターがかわいくて、

笑えて、泣けて、

読んだ後は温かい感動に包まれる。

陳腐な表現で申し訳ないが本当に素敵な作品だ。控えめに言って名作である!

 

 

 

私がこの本を読んだのは、もう大人になってからだったけど、

息子が漫画を読むようになってからは

息子がいちろと同じ目線の小学生の間に

このお話を読ませてあげたいなぁと思っていた。

このお話の舞台は1970年代の日本の田舎とのこと。

 

(70年代生まれの私にはもう少し前の時代に思える。昭和30年から40年くらいだろうか。)

 

平成生まれの息子にとっては時代背景はだいぶ違うが、

同じ小学生であるいちろの物語は、きっと息子の胸に何かを残すはず。

だから息子が本棚の中からこの本を手にとってくれた時は嬉しくて、

 

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「イイぞ、イイぞー!」と小躍りするような思いだった。

 

 

 

 

でも12月に入ってふと思い出したのだ。

 

 

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このはなしの存在を。

 

 

このお話は単行本の5巻に収録されている。

(以降ややネタバレあり)

 

初めて読んだときも涙したが、

親となった今、改めて読むともう号泣である。

 

 

 

いちろは息子にプレゼントを渡してほしいと幽霊からお願いされる。

それは渡せなかった最後のクリスマスプレゼント。

息子の貴人くんが、ずーっと欲しかったけれど、

家が貧乏でサンタさんからもらえなかった

野球のグローブだ。

 

 

この話を読んでいると色々な記憶が走馬灯のように蘇ってくる。

遠い思い出。

子どもの頃、クリスマスの朝目覚めて

枕元にプレゼントがあった時の心の高鳴り。

そして親になり、はじめてサンタとなってクリスマスプレゼントを用意した夜のこと。

子どもの喜ぶ顔。

 

野球のグローブを欲しがる貴人くんが、

父を失った貴人くんが、息子の姿に重なる。

そして子どもをのこして先だった父親に感情移入が止まらない。

 

 

息子のささやかな願いを叶えてあげられる辛さは

せっかくのプレゼントを届けられなかった切なさは

心を閉ざして苦しむ息子に声をかけてやれない悲しみは

これからも息子の成長を見守っていけない無念さは

いかばかりだったろう。

胸が苦しくてならない。

 

 

そしてお互いの愛情が通じ合い、

父親の心残りが解消されたラストシーンでは

私も子どもへの愛情が盛り上がって、

 

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たまらず眠っている子どもを抱きしめに寝室に走ったものである!!!

 

 

 

子どもに読ませるになんの問題もない、

むしろ読ませたい、愛に溢れる物語なのだけど

 

 

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花田少年史⑤「クリスマスプレゼントにはグローブを」より

 

 

問題はこれ。

サンタさん問題!

 

グレムリンの映画を見せた時も途中で気づいてドキドキしたし、

バラエティ番組などでもクリスマス時期はそんな話をする方がいて、慌ててチャンネルを変えたりする。

 

息子はもう5年生。

うっすらと気づいてはいるようでもあり、

それでもまだ信じていたいようでもある。

 

 

サンタさんからの卒業は息子の子ども時代の終わりでもあるようで、

私たちとしても寂しく

息子が信じたいと願う間は夢を守ってあげたいような気がしている。

 

 


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迫り来る終わりを感じつつ、

今年も準備しています。

 

今日の体重

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増えていた。悲しい。

 

 

息子の漫画問題

漫画が大好きな私たち夫婦。

家の書庫にはお互いが幼い頃から買い集めた漫画がズラリと並んでいて、

小学5年生の息子は良く書庫にこもって漫画を読みふけっている。

 

 

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王道の

ワンピースやハンターハンターにナルト

少し遡って「幽☆遊☆白書」や「スラムダンク」「ジョジョ

サンデー系の「うしおととら」や

ドラマ化で話題の「今日から俺は」なんかも息子のお気に入り。

もちろん小学生らしく「キン肉マン」や「ドラえもん」なんかも読んでいるようだ。

 

 

昔自分が胸をときめかせて読んだ漫画を

今自分の息子が読んでいるというのは

なんだかとても不思議で懐かしくて暖かい。

 

 

好きなキャラクターや、心動かされた場面について聞いたり、

それを読んでいた当時の自分のことを話すことで

よりお互いのことを理解し合える気がしたりもする。

 

 

例えば息子は主人公よりも、脇を固めるサブキャラに感情移入するタイプで

それだけでも彼の学校での立ち位置が見えてくる気がする。

幽助より蔵馬、うしおよりも標。 

 

 

 

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けっしてスポーツマンタイプの陽気な人気者ではない

メガネ男子な息子の心中が

伺い知れるようで愛おしいのである。

 

 

 

というわけで我が家では絵本や小説と同等に

(過激な暴力表現や性描写があるもの以外は)

漫画も読むことに制限はしていないのだが、

 

いい話だけど、

読ませることを躊躇う本もある。

そのことについて書こうと思ったけれど

長くなったので次回。

 

 

 


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きょうの体重はこちら。

昨日忘年会だったわりに善戦している気がする・・

体脂肪率こそやや増えていますが

許容範囲かと。

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お楽しみタイム

追い立てるように子供たちを寝かせて、

散らかった部屋を片付けた後

ホッと一息ついてようやく自分の時間。

 

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自分のために香りの良いお茶を入れて、

 

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撮りためていたテレビを見たり、

 

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宮部みゆきの新刊を読んだり、

 

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漫画読んだり、

 

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オットのジョニーさんから誕生日プレゼントにもらった、

おっさんずラブ」のDVDを見て

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枯れかけていた女性ホルモンをほとばしらせたり・・。

あぁ尊い

 

 

楽しい楽しいお楽しみタイムは子供が寝てから

私が眠くなってしまうまでの1時間から1時間半。

嬉しくてウキウキして、

あれもしたい、これもしたい!とテンションの上がる中

テレビを見ながら、本を読みながら口淋しくなって、

夜中だというのにお茶と一緒に

甘いお菓子とかつまみたくなっちゃう。

これが私の太る理由。

良くないよねー。

 

 

 

これからはテレビや本を見るときは筋トレしながら!ということを公約として掲げます。

 

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体重は100グラム増。

ほぼ変わらず。