ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」は本当に泣けるのかという話

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「すみっコぐらし」を知っているだろうか?

 

 

 

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「すみっコぐらし」は

たれぱんだリラックマのヒットで知られる

文具や雑貨の製造販売会社「サンエックス」のオリジナルキャラクターである。

 

 

 

 

私も最初はよく分からなくて

 

「すみっコぐらしって最近良く聞くなぁ。

テレビアニメのキャラクターなのかな」

なんて思っていたが

漫画やアニメがあって、それがグッズ化されたわけではなく

グッズ展開のためにデザインされたキャラクターであることを最近知った。

 

言われてみればリラックマとかもそうだよね。

 

 

すみっコぐらし ミニスケッチブック MW44501
 

かわいい・・。



 

 

すみっコぐらしにはたくさんのキャラクターがいて、それが魅力の一つでもあるのだが

メインとなるキャラクターは5人(5匹?)だ。

ご存知ない方のために軽く紹介しておく。

 

 

 

さむがりで北から逃げてきた人見知りの「しろくま

 

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自分が何者か自信のない「ぺんぎん?」

(?までが名前だ)

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はじっこで食べ残されてしまった「とんかつ」

 

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体型を気にしている恥ずかしがりやの「ねこ」

 

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本当は恐竜の生き残りである正体を隠している「とかげ」

 

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すみっこが好き、すみっこがおちつく

個性的なすみっコたち。

 

 

 

 

丸くてシンプルなフォルム、

パステル調の明るい優しい色あいもさることながら

コンプレックスや哀愁をたたえた

控えめで、ちょっとネガティブな

すみっコ達の性格設定。

 

かわいいけれどそれだけではないその世界観は大人の心をもつかみ

日本キャラクター大賞2019をも受賞した。

 

 

どこに買い物に行っても店頭で見ない日は無いほど

大人気のキャラクターなのである。

 

 

 

世間でも大人気だが、

我が家でも大人気で

小学校2年生の娘もすみっコぐらしが大好きだし、

特に姪っ子はもう夢中だ。

 

 

誕生日には部屋中がすみっコぐらしグッズであふれたし、

多分クリスマスもすみっコぐらしでいっぱいとなる予定。

 

 

 

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「すみっコが中心」というなんだか矛盾した現象が起きている。

 

 

 

そしてその大好きなすみっコぐらしが先日映画化されたのだ。

 

 

 

子どもたちは公開の何ヶ月も前から行きたい行きたいと騒いでいたのだが、

我が長崎県では上映している映画館はなく

見るにはお隣の佐賀や福岡まで出ねばならない。

(12月になれば長崎の駅前の映画館でだけ上映が始まるらしい)

 

 

無理もない。

いくら人気でかわいいといっても

このちんまり丸いキャラクター達の映画だ。

敵と戦うわけでも、大恋愛をするわけでもなければ、大爆発やスピード感のあるアクションとも無縁。

かわいいかもしれないが、

内容はごくごく幼児向けになることだろうことは知れている。

そう集客は見込めないと踏んだ映画館側の気持ちもよくわかる。

 

 

 

子どもたちにはかわいそうだが

私も同じような理由であまり見に行くことに乗り気ではなかった。

でも封切られたこの映画のレビューは意外なことに軒並み高かった。

 

 

 

「いい意味で予想を裏切る逆詐欺映画」とか

「大の大人がえずくほど号泣した」

「大人にこそ見てほしい」等々・・

ネットニュースにも取り上げられ、Twitterでも話題になっている。

 

 

 

Yahooレビューでも

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かなりの高評価。

 

 

ほんとうにすみっコぐらしの話で大人が泣いたりする?

どんな話なのだろう?

 

 

俄然気になりだして

日曜日、わざわざ車で1時間かけて

隣の県の映画館まで家族で観に行ってきた。

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが以降映画の感想になります。

ネタバレというほどのネタバレはないと思いますが

この映画を鑑賞予定で、かつ一切の予備知識を入れたくない方は

鑑賞後にまたおいでください。

 

 

 

 

見る前は

 

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「きっとハートフルで、じんわりと感動を呼ぶいい話に仕上がっているのだろうが、

逆詐欺映画とかネットの住民はとかく表現が大袈裟なのだ。

私は絶対に泣かない自信がある!」と

自信満々にジョニーさんに話していた。

 

 

 

始まってからも

 

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「確かに可愛らしく

ほっこりと癒されるけれど

これで泣くなんて逆に現代人の精神状態が心配。

みんなそんなに疲れているの?」

なんて思って余裕だった。

 

 

 

物語はV6の井ノ原快彦のナレーションだけでストーリーが進んでいく。

すみっコたちは話さない。

話してしまうと世界観が崩れるとデザイナーの横溝さんがこだわったとどこかで読んだ。

確かにそれが正解だったと思う。

動画になっても世界観やキャラクターイメージが崩れることなく、とてもよかった。

イノッチの語り口も限りなく優しくてこころに染みる。

好き。結婚したい。

 

 

 

映画の中盤になっても

 

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子どもたちはすみっこが転んだと言っては笑い、

すみっこがふっ飛んだといってはキャッキャと嬉しそうだったが

私はあまりにも毒気ないストーリーに

少し退屈ですらあった。

 

可愛くて優しくて子どもたちもよろこんでて、

それだけでも見に来てよかった、とは思ったけれど

どうにもこうにも眠くて仕方なかった。

 

 

 

ジョニーさんは早々に脱落して寝ていた。

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こら。起きろ。

 

 

 

でも物語終盤、

ラスト15分くらいだろうか。

 

 

 

気がつくとなんか水。

 

 

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やだ、私泣いてる!

 

 

鼻を啜りながら隣を見ると

 

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いつのまにか起きたジョニーさんも泣いてる!

 

 

 

いやぁ、良かった。

途中何度も眠りかけたし、

ネットの煽りに騙されたーとも思ったのだけれど、

見終わった後

「心が洗われるというのはこういうことだね」と

赤い鼻をしてジョニーさんと語り合った。

 

 

 

特に意外なラストではない。

誰かが死んだりもしない。

終始穏やかで皆が優しいのだ。

 

 

 

本当に良い意味で予想を裏切ってくれる

良作だった。

私にとっては評判は嘘じゃなかったよ。

 

 

 

子どもたち二人は全然泣いてなくて

こんな幼児向けアニメで泣いている親二人を

嬉しそうに囃し立てていたので

全員が泣いちゃう映画というわけではないようだが

 

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あんたたち、心が死んでるよぅ!

 

 

 

少なくとも涙腺ゆるゆるの

アラフォー以降のおじちゃんおばちゃん達は

きっと涙がだだ漏れちゃうと思う。

 

 


『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』主題歌PV(60秒)11月8日全国ロードショー!

原田知世さんの歌も優しくていい。

 

 

 

是非見に行って欲しい。

 

 

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