最近娘がらんま1/2にはまっている。
漫画の連載もアニメの放映もとっくに終わった、かなり昔の作品で最近は再放送もしていない。(と思う)
今までは娘は好き嫌いとかハマる以前に、その存在自体を知らなかったのだが
先日なぜか私の古い日記をひっぱり出してきて読んでいて
そこに私の昔の落書きが挟まっているのを見つけ…
見てみたいと言いだしたのだ。
この絵が挟まっていた日記は私が小学6年生だった頃のもの。
この頃学校でらんま、めちゃくちゃ流行っていたのよね。
水を被ると女の子になってお湯を被ると男の子に戻るというその設定が斬新で、とにかく面白かった。
私が初めて買ってもらったコミックスはらんまだったし、黒豚のPちゃんのぬいぐるみだって持っていた。
休み時間は友だちとらんまの絵を模写したりしていたし、
らんまにでてくるシャンプーちゃんが可愛くてあんな髪型にしたいと思っていた。
少年漫画だからか、乱馬が女の子になる時や戦闘の際に
お胸がポローンと出てしまうお色気シーンがちょこちょこあって、小学生のわたしにはかなり刺激的だったりもした。
らんまと聞いただけでズルズルーっと芋づる式に思い出がよみがえってきて止まらない。
大好きだったのよねー!
今でも置いてあるのかな、と疑問に思いながらもTSUTAYAに行ってみたら、テレビシリーズ完全収録版のDVDがごそっとあったので
大量に借りてきてコケシと一緒に夜な夜な見ている。
コケシは初めこそ絵が古くさい、演出や音楽が昭和っぽい、と文句を言っていたが
ストーリーの面白さにすっかりハマって今では夢中だ。
自分が小さな時に好きだったものを
同じように自分の子どもが楽しんでいるのを見るのは嬉しいものだ。
なんとなく小学生の頃の友だちとのおしゃべりを再現しているような気持ちになる。
意外なことに夫、ジョニーさんも小さい頃らんまが大好きで漫画も全巻所有していたそうで
DVDを再生した途端
そらでオープニング曲を歌い出したのにはびっくりした。
よくおぼえていたなぁと感心すると共に
30年も後生大事にらんまのオープニング曲みたいなものを一言一句違えずに覚えていたりするから、
今脳の容量が足りなくなっちゃって新しいことが覚えられないんじゃないだろうか…とか意地悪なことを考えてしまう。
「ちなみにエンディング曲も歌えるよ。」
らんまにメモリ食われ過ぎ。今すぐアインストールしたほうがいい…。
そんな訳で時にはジョニーさんも一緒になって家族3人、
反抗期のコペルも興味ないような顔をしながらも時々見にくるので家族4人
揃ってらんまの世界を楽しんでいる今日この頃だ。
「パパも水を被ると変身しちゃう体質になったらどうするー?」とコケシに聞かれて
ジョニーさんが真面目な顔で
と、答えていたのにはいっそ感心してしまった。
何十年ぶりにらんまを見ての感想がそれか。
骨の髄までサウナーだ。凄い。サウナー怖い。
「もしかしてさ…
パパはサウナーが溺れた伝説の泉に落ちたんじゃない?」とコケシ。
それで「水を被るとととのっちゃう」体質になった、と…。
じゃあお湯をかけたらなおるのかしら。
見てないような風を装って、しっかり見ていたらしいコペルは
こんな分かったようなことをいう。
まぁ、それはそうなんだけど素直になれずにすれ違っちゃうのは
昭和のラブコメの様式美だからね。
グダグダ言わずにらんまを見て、乙女心を学ぶといいよ。
そんな軽口を叩きあいながら今夜もらんま鑑賞会開催中である。
楽しい。
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