ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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サウナー西の聖地「湯らっくす」に行った話②

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遠路遥々、湯らっくすに辿り着いた私たち。

 

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せっかくの聖地、早速サウナへ飛び込みたい気持ちはあったが、

子連れ旅行であるので

最初はコケシと一緒に普通に楽しくお風呂に入り、
子ども達が寝たあと、ジョニーさんと交代でサウナを満喫してきた。

 

 

 

さて。

サウナビギナーであり、にわかサウナーでもある私が

今回この湯らっくすでやりたいと思っていたことは2つある。
 
 

 

①まず

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 アウフグース初体験だ。

 

 

ガチのサウナーさんにとっては何を今更な情報であろうが
アウフグースとは
専門スタッフ(熱波師)が
熱したサウナストーンにアロマ水などをかけ蒸気を発生させ(これをロウリュという)
これをタオルなどで扇ぎ、
熱気を広げると共に入浴者を熱気を浴びせるというパフォーマンスのことをいう。

 

 

当然こんなサービスは近所の銭湯では行っていない。

熱波を浴びると短時間で物凄い汗をかくのだという。

全然汗をかかない私だが、

アウフグースであれば汗をかくかもしれない。

 

 

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そして②

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日本一深い水風呂に浸かり、MAD MAXボタンを押すこと。

 

 

 

何よりこの湯らっくすをサウナの聖地たらしめているのは、深い深い水風呂。

男湯で最深部170cm、女湯で153cmを誇る

天然水掛け流しの飲める水風呂だ。

 

 

170㎝て・・。何それ。

 

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正気じゃない。

作った人も、入る人もサウナで脳が蕩けてるとしか思えない。

 

 

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それに加えてMADMAXボタン。

ドラマ「サ道」で偶然さん役の三宅弘城が言っていた。

 

 

「人間は大きく二つに分けられます。」

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何それ!

 

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このボタンが何たるかは後述する。

 

 

 

そんなこんなでサウナへの憧れを胸に

私はまず、サウナへと入って行った。
 
 
 

湯らっくすでは

男湯のアウフグースは1時間おき、

女湯のアウフグースは2時間に一度行われる。

夜中の12時、その日最後のアウフグースに間に合った。

 


一足先にサウナに入ったジョニーさんとコペルから


「ヌンチャクみたいに自由自在にタオルを振り回して、見た目にも物凄かった。」
「勢いがあってとてもよい風が来た。」

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と聞いていたので期待も高まる。

 


 
 
入ってきた熱波師さんは女性がお二人だった。
 

 


そうか。女子サウナは女性熱波師さんなのか。

考えてみれば男子サウナとは違う方で当たり前だった。

 

 

 

アロマ水をサウナストーブに回しかけ、

大量の蒸気を発生させたあと、

ヌンチャクのようなタオルパフォーマンスではなく、

まず二人息を合わせて頭上でタオルを回す

ロックコンサートスタイルでスタート。

 

 

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ブンブン回るタオルに攪拌されて熱い蒸気がぶわわっと降りてきて

サウナ内の温度が急激に上がる。

 

 

カラカラに干からびて流す汗もないかと思われた干物のような我が身から

一気に汗が、待望の汗が出てきた。

 

 

 

熱いけれど、全然辛くはなかった。

はじめての体験が面白く、高揚していたせいかもしれないが、

これまで数回のサウナへのチャレンジから鑑みて

私は熱さには意外と強いのかもしれないと思った。

 

 

 

その後熱波師さんは一人一人をタオルで扇いで、熱波を送ってくれた。

 

 

何というかドラえもんの空気砲みたいに、

 

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タオルの幅の立方体の熱い空気のブロックが

塊で飛んできてぶつかる感じ。

 

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伝わる?

今まで感じたことのない感覚でとにかく面白かった。

 

 

10分弱でアウフグースは終了。

終了と同時に拍手が起こる。

慌てて私も拍手をした。

そのあとせっかく汗が出てきたので

熱くなった室内でもう少し汗を流してからサウナを出た。

 

 

 

サウナから出たところに

かけ湯スペースがあったのでそこで体を洗い流す。

この後は水風呂なのだけど、いきなりお水ではなく、かけ湯がぬるいお湯で

ビギナーの私にとってはとても嬉しかった。

 

 

 

そしていよいよ、水風呂だ。

 

 

階段状に徐々に深くなっていくタイプで

最深部は女子風呂は153センチらしい。

遥か頭上から常に新しい水が滝のように流れ落ちていて、

最深部ではそれに打たれることもできる。

 

 

 

なんというか圧倒的な水の量に気圧される。

 

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近寄っただけで冷ややかに涼しい。

 

 

でも私はこれに入りに来たのだ。

静かにゆっくりと階段を降り、

思い切って最深部へ。

 

 

 

そしてMADMAXボタンを、押した。

 

 

 

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そう、MADMAXボタンとは押すと滝の水量が凄いことになるボタン。

 

 

サウナーはみな、狂ったように水風呂を求めるらしく

それもより冷たく、より深い、天然水の綺麗な水風呂に

出来れば頭まで浸かりたいと願うものらしい。

 

 

この湯らっくすの水風呂はそのサウナーの夢見る水風呂を極端な形で体現した上に、

このボタンにより、

「更に頭上から降り注ぐ滝」という形で

究極のさらに上を見せてくれるのだ。

 

 

 

 

・・・多分。

 

 

 

激しく滝に打たれ

私は満足した。

 

 

 

 

サウナチャレンジを始める前、

水風呂を嫌がる私に

夫ジョニーさんはこういった

 

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何ごともやってみなくちゃわからない。

世の中には私の知らない世界がたくさんあって、

そのたくさんの世界がそれぞれ奥深い。

 

 

 

 

 

私はちゃんと水風呂に入ったぞ。

日本一の水風呂に入ったぞ。

そしてMADMAXボタンまで押したんだ!

 

 

 

私は深く満足して水風呂を出た。

 

 

 

 

そしてそのまま露天脇の椅子に座った。

 

 

 

滝の音を聞きながら、私は多分

少しだけととのったと思う。

 

 

 

宇宙は感じられなかったけれど

フワフワして

ちょっとだけいい気分だった。

 

 


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