ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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スカーレットを見て色々思うことの話

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朝ドラのスカーレットがやばい。

 

 

 

最初は主人公貴美子の父親、常治の毒親ぶりに

 

 

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イライラ、ムカムカしながら鑑賞していたが

最近はもうこの物語にどっぷりとハマり、

大好きになってしまった。

今回の朝ドラ、これって名作じゃない?

 

 

 

子どもたちを学校に送り出した後、

お茶を淹れ、スカーレットを見る15分が

私の至福の時間だ。

 

 

 

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主題歌は一緒に熱唱することにしてる。

 

 

 

 

とにかく貧乏だった子ども時代、

明るく愉快な大阪女中時代、

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丸熊陶業での絵付け修行時代を経て、

恋、結婚、出産、そして女性陶芸家への道。

 

 

主人公喜美子の

真っ直ぐで強い生き方に励まされる思いで

泣き笑いしながらずっと楽しく見続けてきたが、

きみこの離婚のくだりぐらいからは

少し悲しい、切ない展開となってきた。

 

 

分かりやすくどちらかがどちらかを裏切ったわけでもなく、

愛情が覚めたわけでもないのに、

少しずつ、少しずつ見ている方向が違ってきてしまう・・・

そんな心情の変化が丁寧にリアリティをもって描かれていて

胸が締め付けられるようだった。

 

 

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陶芸で理想の色を出すために

大金を注ぎ込み、窯たきをしては何度も失敗して

それでも目指す色を出すために、

「次こそは成功する!借金してでも」と突っ走る主人公きみこの情熱に

借金はあかん、冷静になれ、貯金は子どものための備えだと待ったをかける夫ハチさん。

 

 

そんなハチさんにきみこは言う。

 

 

「ハチさんに足らんのは信じる力や。ウチを信じてください!」

 

 

この逆パターン、

 天才型で生活能力のない夫の才能を妻が信じ、

献身的に支える

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っていうのは

朝ドラの王道だったりはすると思うんだけど

 

 

 

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八郎は出て行ってしまった。

 

 

 

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泣いたわ。

 

 

 

結局その後喜美子は成功し、女性陶芸家として成功する。

あのとき信じてあげてくれていればと思ってしまうけど

まぁ、それも結果論だし

常識的に考えればハチさんの言うことももっともだから

家を出て行ったハチさんを責めることもできない。

 

 

 

そして喜美子は自分が思うがまま創作に没頭する。

自分のやりたいことを失敗しようが成功しようが

誰に気兼ねするでもなく動く自由。

 

 

 

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女性にとって家族はかけがえのないたからものであるのと同時に

場合によっては足かせにもなりうるのだ。

(まぁ、それは男性にとってもそうか。)

 

 

 

見ているとなんか色々考えてしまうの。

切ない。

 

 

 

息子のタケシくんがいい子でねー!

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「あー!優しい子に育ってくれて!」

・・って、親戚の子を見るような気持ちで見守ってる。

 

 

 

 

青年になってからを演じる伊藤健太郎さんがまた

どことなく、眼鏡を外した息子コペルに似てる気がして

本当に愛しくてたまらない。

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多分気のせい。

 

 

 

ダラダラとスカーレットのあらすじや感想を書き散らしたけれど、

今日はそれで何かはっきりとした意見や結論があるわけではないの。

 

 

スカーレットが好きなのよー!ということと、

もしこれが我が身、我がコトであったらと思いながら今日も見てるのよー

ということをただ愛の赴くままに書いてみたかっただけ。

 

 

 

特に2月11日は結婚記念日だったので、

 

 

 

「トマレちゃん、俺歯医者を辞めて

サウナを経営したいんだ!

全国から人が訪ねてくるような日本一のサウナを長崎に作りたいんだ」

 

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とか夫に言われたら、私

 

 

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とかならないかしら?・・とか

思ったりして。

 

 

 

 

夫婦と言えど別々の人間だから

すれ違うことも受け入れがたい事もあるだろうけれど、

出来ることなら

お互いの情熱を肯定しあえる仲でありたい。

 

そんなことを考えた結婚記念日であった。

 

 

 


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