ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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「パラサイト 半地下の家族」と「シックスセンス」を見た話

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週末、おばあちゃんの家に子ども達が泊まりに行ったので

ジョニーさんと二人でレイトショーで「パラサイト 半地下の家族」をみてきた。

 

 

 

カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール

先日のアカデミー賞で作品賞を受賞した

話題の作品だ。

 


第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編

 

 

貧富の格差を描いた家族の話だということ、

そしてそのタイトルから

万引き家族」みたいな感じの映画なのかな?と予想していたのだが

もっとスピード感があって、見ていてもっと大きく感情が動く感じ。

 

 

 

 

テンポがよくて最初から最後まで少しも飽きることなく、

ず〜っとハラハラドキドキの連続。

重いテーマにも関わらず、時には愉快ですらあって

場内からは何度も笑いがおこっていた。

もちろん私も何度となく笑った。

そして最後は驚きと戦慄の結末・・。

 

 

 

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そんな映画だった。

 

 

 

 

 

 

とにかくとてもとても面白かったのだ。

 

 

 

 

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いわゆるお直しの入った作り込んだ韓国美人ではなく

ナチュラルな一重瞼がすっと涼しげですごく綺麗な女優さん。

なんとも言えない雰囲気で、かっこいいのだ。

 

 

 

帰りの車の中で、ジョニーさんとこの映画について

感じたこと、考えたことを熱く語り合った。

言いたいことがたくさんあるので

ここで自分なりの考察を色々と書き散らしたい衝動に駆られるが

 

 

何しろ監督自らがネタバレ厳禁を乞うお願い文を

マスコミに配布した程なのだ。

 

 

 

今回はあえてネタバレはせずf:id:kitano-stop:20200218185116j:image

と、宣伝するにとどめたい。

 

 

 

監督のお願い文はこんな感じ。

楽しみにしている映画の上映を待っている時、観客は情報を過剰に得るのを控え、映画館のロビーではヘッドフォンの音量を上げ、感想を聞いてしまわないように耳を塞いでいます。

もちろん、『パラサイト半地下の家族』は、最後のどんでん返しだけが全ての映画ではありません。例えば、映画を観終えたばかりの観客が「ブルース・ウィリスは幽霊だ!」と叫んでしまい、これから映画を観ようとしている観客たちを、失望と怒りで逆上させてしまうようなハリウッド映画とは明らかに違います。

それでも私は、全ての映画監督が望むように、観客にはハラハラしながら物語の展開を体験してほしいのです。大小に関わらず、全ての瞬間において熱く興奮しながら、映画に驚き、映画に引き込まれてほしいのです。そこで、みなさんに心からのお願いです。

本作をご紹介頂く際、出来る限り兄妹が家庭教師として働き始めるところ以降の展開を語ることは、どうか控えてください。みなさんの思いやりのあるネタバレ回避は、これから本作を観る観客と、この映画を作ったチーム一同にとっての素晴らしい贈り物となります。頭を下げて、改めてもう一度みなさんに懇願をします。どうか、ネタバレをしないでください。みなさんのご協力に感謝します

ポン・ジュノ

 

なるほど。

でも監督、盛大に他作品のネタバレしとるやんけ。

 

 

 

なんかそれも見たくなっちゃった。

 

 

 

ネタバレ考察記事を書くかわりに、

子供と一緒に家族そろって

 

ポンジュノ監督が言うところの

ハリウッドの、最後のどんでん返しが肝の、

ブルースウィリスのあの映画をみることにした。

 

 

 

あの映画・・

 

 

シックス・センス (字幕版)

そう、「シックスセンス」だ。

 

 

 

公開当時私は22才。

まだ歯学部の学生で、話題作だったこの作品は

ジョニーさんと2人、デートで観に行った。

懐かしい。

 

 

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確かそれほど怖くはなかったし、最近怖い話ブームなうちの子達にはちょうどいい。

何よりあのどんでん返しに子どもたちがどんな反応をしめすか見てみたいし、

私たちも真実を知った上でもう一度見返してみたら面白いかもしれない。

 

 

 

改めて今見てみたい。

 

 

 

そう思い、DVDを借りてきて

家族揃って鑑賞した。

 

 

 

 

 

 

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めちゃくちゃ・・!良かった・・っ!

 

 

 

こんな話だったっけ?

ホラーだけど、ホラーじゃない。

同じ映画でも時間をおいてもう一度みると感じ方も変わるものだ。

これは親子愛、家族愛、人間愛の話だね。

 

 

ネタバレを知った上で見ると、色々なことが違う意味を持って見えてくるのもとても面白かった。

 

 

 

子ども達も楽しめたようだった。

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こちらの思惑通り驚き、興奮している様子のコペル。

 

 

 

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怖い話好きのコケシもキャーキャー言いながら楽しんだようだ。

「夜怖くてトイレ行けないー」とか言わないでよー?

 

 

 

ジョニーさんはどうだった?

そう尋ねると

 

 

「めちゃくちゃ良かったよ。

俺にとってはちょっと前の映画、って言う感覚だったんだけど、もう20年も前なのな。

出てくる電話がダイヤル式だったり、

VHSのビデオテープが出てきたり、

ボイスレコーダーはカセットテープだったり、

小道具にいちいち時間の流れを感じたよ。

 

 

何より一番驚いたのは

 

 

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衝撃だったね。」

 

 

 

私もそれ思った。

 

 

 

可愛かったハーレーくんもいまやこんなだしね。

 

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いや、優しそうでいまでもお目目が可愛いけれどさ。

 

 

 

 

一番怖いのは時間の流れだなと思った。

 

 

 

 

ちょっと怖くてドラマチックな面白い映画を2本見た

そんな私の近況報告というか生存報告だった。

 

 

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多分ね。

 

 

パラサイトももう一度見に行きたいな。

 

 

 


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