今週のお題「雛祭り」
気がつけば3月。またひな祭りがやってくる。
去年同様ギリギリになりつつ、なんとか先週コケシのひな人形を出すことができた。
ミッションコンプリート!
今年はコケシと二人で「うれしいひなまつり」の歌なんかを歌いながら
それぞれの人形の役割やお道具の意味を説明しながら飾り付けをした。
うちは3段飾りなので、男雛と女雛、三人官女しかいない。
そのため五人囃子がピンとこなかったらしく、何かと聞かれたので
これも良い機会なのではないかと思ったのだ。
「今は結婚式のお酒をサーブしてるんだね。
向かってひだりの急須みたいの(提子【ひさげ】)を持ってる人が
右端の人の柄杓みたいの(長柄銚子【ながえちょうし】)にお酒を移して
そこからお酒を盃に注ぐ。
その盃を乗せた三方【さんぽう】を持っている真ん中の女官がリーダー的存在で、一人眉がないのは既婚者だからなんだって。」
お酒周りのお仕事は大変だよね。
うちの雛飾りにはいないけど
五人囃子は飾り付け見本の中にあった写真を見せながら説明する。
「彼らは生演奏中の少年楽団といったところ。
まだ元服前の少年達らしいよ。小学生高学年から中学生くらいなのかしら。
太鼓とか打楽器系の子達が着物を上だけ脱いでいるところが力強くて萌えるわね。
でもきっと1番モテるのは笛の子じゃないかしら。
うっすら微笑んでいて可愛いわ。」
死に別れる歌はダメー!煉獄さーーん(泣)
その下に悪い人が寄ってこないように守ってくれる随臣(右大臣と左大臣)。
小さい頃から不思議だったんだけど
歌で「少し白酒召されたかー あーかい顔した右大臣♪」ってあるのに
どうみてもお酒を聞こし召してヨイヨイになっているのは左大臣。
濡れ衣ー!
それとも右大臣が赤い顔してるバージョンのひな飾りもあるんだろうか。謎だ。
そして5段目にいるのが仕丁。
この中では1番位の低い庶民で白い服を着ている、雑務をこなす人達。
私が持っていたのはこの外出付き添いバージョンだったが、箒やちりとりをもつお掃除隊バージョンもあるとのこと。
私のお人形は泣き上戸の顔が青っぽくてちょっと心配だった。多分緊張するとお腹緩くなるタイプ。
怒り上戸の人は痔だと思う。なんとなく。(ひどい偏見)
他には魔除け、邪気払いの力を持つ橘と桜の木
タンスや鏡なんかの嫁入り道具なんかを飾って完成だ。
うちのは7段飾りではないけどね。
ひなかざりが二組ある理由は去年のこの記事を見てほしい↓
今年はコロナの関係で両方とも自宅に飾っている。アルコールが人形に飛んだら嫌だし、消毒の妨げになるから(涙)
どこまでコケシが理解してくれたかはわからないけれど、
わたしも説明のため調べたりして勉強になったので満足した。
私の実家でも雛飾りを出してくれたらしい。
毎年毎年私たちが帰省しなくとも、娘達の幸せを願って出してくれているのだという。
その気持ちがありがたい。
去年父がこんな悪ふざけをしていたことを
ブログのネタにしたが、
今年もこんな写真がおくられてきた。
携帯アプリで笑顔にしてみたらしい。
怖っ!
…でも元気そうで何より。
おひなさまも、父も。
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